【展覧会レビュー】「映画監督 山崎貴の世界」ミニチュアや実物大のセットなどを通して、”映像の世界”を余すところなく堪能!

『寄生獣』シリーズ、『DESTINY 鎌倉ものがたり』

松本市美術館 「映画監督 山崎貴の世界」にて
撮影:Webサイト『映画とわたし』

“VFX”の真骨頂ともいえる、この世には存在しない者たちとの共存を描いた映画『寄生獣』シリーズ(2014 年、15 年)、『DESTINY 鎌倉ものがたり』(2017 年)。山崎監督によるコンセプトアートやミニチュア、撮影で使われた衣裳などが展示されています。

松本市美術館 「映画監督 山崎貴の世界」にて
撮影:Webサイト『映画とわたし』
松本市美術館 「映画監督 山崎貴の世界」にて
撮影:Webサイト『映画とわたし』

『アルキメデスの大戦』の「零戦コックピット」

太平洋戦争を題材に扱った映画『永遠の0』(2013 年)、『アルキメデスの大戦』(2019 年)。戦争末期の前者と戦争の足音が聞こえ始めた時代を扱った後者から、実際の撮影に使われた戦艦や空母などの模型や図面などをご紹介。また実際の撮影に使用された「零戦コックピット」の展示も楽しめます。

松本市美術館 「映画監督 山崎貴の世界」にて
撮影:Webサイト『映画とわたし』

『ゴジラ-1.0』

松本市美術館 「映画監督 山崎貴の世界」にて
撮影:Webサイト『映画とわたし』
松本市美術館 「映画監督 山崎貴の世界」にて
撮影:Webサイト『映画とわたし』

2023年11月3日公開予定の『ゴジラ-1.0』より、撮影現場の質感リファレンスや、ラフコンテなどの貴重な展示も登場!

このほかにも、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(2010年)、『海賊とよばれた男』(2016年)など数々の有名作品の展示が満載です。ぜひ、会場でゆっくりとお楽しみください!

松本市美術館 「映画監督 山崎貴の世界」にて
撮影:Webサイト『映画とわたし』

展覧会応援キャラクター「Y-cat」

山崎監督が考案された、展覧会応援キャラクターの「Y-cat」。「山崎」の「Y」を表現したデザインになっており、展覧会のポスター、チラシなどにも登場しているオリジナルキャラクターです。

私は、松本市内の「千歳橋」で大型フィギュア「Y-catスタチュー」と出会うことができました。

撮影:Webサイト『映画とわたし』

展覧会開催期間中は、美術館のミュージアムショップで展覧会公式グッズとしてY-catのグッズも発売されています。

開催概要

「映画監督 山崎貴の世界」

会期・会場など2023年 7月15日(土)~10月29日(日)
松本市美術館 企画展示室(長野県松本市)

開場時間:9:00~17:00(入場は 16:30 まで)

〈入場有料〉
入場料など、詳細はこちらよりご覧ください。
公式
ホームページ
https://yamazakitakashi-exhibition.com/

※今後の諸事情により、開館時間や休館日など変更となる場合がございます。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

【取材、撮影、記事作成など、Webサイト『映画とわたし』に関わる全てのことを担当】

兵庫県神戸市出身、関西大学卒業。大学在学中にシンガーとして音楽活動を開始。CDリリースや数々のアーティストのバックコーラスを経て、ディズニー映画『美女と野獣』の日本語版デュエットソングDAMガイドボーカル(第一興商)を務める。卒業後は、関西のマスメディアで業務に携わり、2019年には神戸のラジオブースでパーソナリティとして活動。
2022年には、阪神百貨店で開催されたバレンタイン催事のイメージソング『Strawberry』を制作。Webメディア『映画とわたし』の運営を中心に、記事掲載や写真・動画撮影、音楽を通してモノやコトの魅力を発信中。