2025年5月2日(金)より3日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)にて「大阪コミックコンベンション 2025」(以下、「大阪コミコン2025」)が開催されています。コミコンは、‟ポップカルチャーの祭典”として、海外の有名俳優や著名アーティストとの交流、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示、コスプレイヤー同士の交流の場など様々な企画が楽しめるイベント。3日(土・祝)には、映画好きならば誰もが知る超人気俳優 ニコラス・ケイジ氏のセレブ・ステージが開催され、会場に集まったファンを魅了しました。本記事では、イベントの模様の一部をお届けします。
本ステージの司会進行は中丸雄一さん、杉山すぴ豊さんが担当。さらに特別MCとして、ニコラス氏の出演作品の大半で吹替を務めてきた大塚明夫さんが登場。「ミスター・ニコラスに、今日やっと会えるのかと思ってワクワクして、ドキドキして早く起きてしまいましたね!」と話し、会場からは大きな歓声が響き渡りました。



そして、いよいよニコラス氏の登場です!暖色系の鮮やかなシャツと白のスーツ姿でクールに登場したニコラス氏は、会場に集まったファンに向けて満面の笑みで「皆さんご存知のように、私は日本が大好きです。妻も日本人ですしね。ファンの皆さんに会うことをとても楽しみにしていました。」と挨拶。ファンにはたまらない自作の“うどんの歌”を披露し、会場を大いに沸かせました。

また、今回が日本のコミコンへの初参加となるニコラス氏は「三池崇史監督や是枝裕和監督、坂元(裕二)、俳優でも役所(広司)のようなすばらしい映画人がいますね。日本を愛する立場として、今回は来日を果たせてとても嬉しいです。」と日本の映画人への敬意と、来日の喜びを語りました。

1980年代初頭に銀幕デビューを飾ったニコラス氏は、これまでに『コン・エアー』や『フェイス/オフ』(共に1997)、『ナショナル・トレジャー』シリーズ(2004・2007)など様々なアクション映画に出演。これら人気作品の続編の可能性について尋ねられると「実は『フェイス/オフ』の続編の可能性については色々な話が飛び交っています。『ナショナル・トレジャー』についても、確実ではありませんが3作目の話があり、もしかしたらそろそろ脚本が私の手元に届くかもしれませんね。」と語り、将来的な展開への期待をにじませました。
また、アメコミ映画では『ゴーストライダー』シリーズ(2007・2012)、『キック・アス』(2010)、『ザ・フラッシュ』(2024)、アニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018/スパイダーマン・ノワールの声)に出演。自身の幼少期には、アメコミ作品から多大な影響を受けたことについて触れ「私の“ニコラス・ケージ”という名前も、マーベルコミックスの『ルーク・ケイジ』から取ったんですよ。」とコメント。さらに、最新作『スパイダーマン・ノワール』についても、スタジオから口止めされていると明かしつつ「『良い作品になります』ということは言えます。撮影現場では本当に楽しい時間を過ごせました。」と述べ、観客の興味をかき立てました。

最後に、笑顔で何度も手を振ったり、ファンの声援に応えながらフォトセッションに応じ、約30分間にわたるステージイベントは大盛況で幕を下ろしました。
取材・撮影・文/ Maika (Webサイト『映画とわたし』)
開催概要

公式ウェブサイト
https://tokyocomiccon.jp/
大阪コミックコンベンション 2025
(略称:大阪コミコン2025)
開催日 | 2025年5月2日(金)11:00~19:00 2025年5月3日(土・祝)10:00~19:00 2025年5月4日(日・祝)10:00~18:00 ※開催時間は変更となる可能性があります。 |
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会場 | インテックス大阪 (大阪市住之江区南港北 1-5-102) |
★チケットについて★
「大阪コミコン2025」では、入場券のほかに、各来日セレブの“サイン券”をご購入頂くことでサイン会に、そして“撮影券”をご購入頂くことで撮影会にご参加頂けます。購入方法や各種チケット料金などの詳細情報に関しては、公式サイトをご覧ください。
主 催: 株式会社東京コミックコンベンション、大阪コミックコンベンション実行委員会
※掲載している情報は、記事上部の最新更新日時点での情報です。タイミングにより一部内容の変更、スケジュール変更の可能性もございます。
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