2023年に公開され、全世界累計興行収入約13億ドル(約2000億円)以上を記録した「スーパーマリオブラザーズ」の世界観を基にしたアニメーション作品『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』に続く待望の2作目『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』が2026年4月24日(金)より全国ロードショーとなります。
前作に引き続き、イルミネーションと任天堂が共同製作をつとめるほか、アーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニックが監督を務め、脚本もマシュー・フォーゲルが続投、音楽はブライアン・タイラーが再び手掛けます。
ポップカルチャーを愛する身として、「スーパーマリオブラザーズ」は有名ゲームの枠を超えて、生活の一部を彩る存在です。
これまでコントローラーに触れる機会がなかった人も、マリオという“キャラクター”が上下左右に動いてジャンプする、あの唯一無二の“空間”は瞬時に思い浮かぶのではないでしょうか。これらは時代とともに変化してきましたが、誰もが知るブランド力とその独自性は変わらず大切に引き継がれ、この新旧のバランスこそ世代を超えて愛され続けるカギなのだと、私は思っています。
そんな“キャラクター”と“空間”を、前作に続き新たなエンターテイメント(=アニメーション)として描く本作。ピーチ姫の知られざる過去を示唆する謎の“救助要請”をきっかけに、マリオとルイージが再び冒険に駆り出すというわかりやすくシンプルな展開ながらも、ルイージやクッパJr.といった新たなキャラクターを巻き込みながら、銀河を駆け巡る壮大なアドベンチャーがスクリーンいっぱいに広がります。さらに、本作のキーパーソンともいえるロゼッタと、星の子チコたちの活躍にも注目です。

マリオシリーズにおける3つ目の3D作品として2007年に任天堂から発売された「スーパーマリオギャラクシー」は、シリーズではじめて宇宙を舞台にしており、今もなお最高レベルの評価を得ているゲームの一つ。タイトルに〈ギャラクシー〉の文字があるように、本作の誕生においても多大な影響を及ぼし、物語のスケール感を広げるきっかけの一つとなりました。
クラシックな雰囲気とキャラクターの深堀りを大切にしていた前作に対し、本作はさらに表現の自由度が増し、遊び心あふれるアイディアが至るところに散りばめられています。キャラクターたちは表情豊かに生き生きと描き出され、登場する宇宙空間(ロケーション)は活気に満ちあふれて、非常に色彩豊かです。

特に、ピーチ姫とピノキオが訪れるロケーションの一つは、キャラクターたちが壁や天井をあらゆる方向へ自由自在に歩きまわり、重力の歪みを見事に表現。同シーンでは、マムーやキャサリンといったキャラクターも登場するほか、ゲームで象徴的な楽曲がジャズ風にアレンジされているのも見どころです。
さらに、身体が小さくなったクッパが登場する場面では、かつて世界征服の野望を持ち暴れ回っていた彼が《改心》するかどうかが軸となり、マリオとルイージとのハチャメチャな掛け合いのなかにはどこか「ミニオン」を彷彿とさせる演出も。さらに、マリオとピーチ姫がゲームさながらのアクションを披露するシーンは、あまりのクールさと美しさに目が釘付けに!
ゲームへのオマージュも詰め込まれた、「スーパーマリオブラザーズ」の魅力を余すところなく描く本作。スケール感が広がったことでシリーズ作品への舞台が整い、今後が大いに期待できる極上のエンターテイメント作品となっています。
文/ Maika (『映画とわたし』編集部)
作品詳細

『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』
4月24日(金)TOHOシネマズ梅田ほか
全国ロードショー
■声の出演:クリス・プラット、アニャ・テイラー=ジョイ、チャーリー・デイ、ジャック・ブラック、キーガン=マイケル・キー、ニー・サフディ、ドナルド・グローヴァー、 イッサ・レイ、ルイス・ガスマン、ケヴィン・マイケル・リチャードソン、ブリー・ラーソン
■脚本:マシュー・フォーゲル
■監督:アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック
■製作:クリス・メレダンドリ(イルミネーション)、宮本茂(任天堂)
■日本語版声優キャスト:(マリオ)宮野 真守、(ピーチ姫)志田 有彩、(ルイージ)畠中 祐、(クッパ)三宅 健太、(キノピオ)関 智一、(クッパJr.)山下 大輝、and(ロゼッタ)坂本 真綾
■配給:東宝東和
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