【取材】新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』公開ゲネプロ&舞台挨拶レポート

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
©︎Disney
撮影/Webサイト『映画とわたし』

本日 2024年4月27日から7月にかけて、全国10都市(東京、愛知、千葉、⼤阪、埼⽟、宮城、神奈川、福岡、広島、静岡)で日本初演の新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』が上演されます。誰もが愛したA.A.ミルンの原作とクラシカルなディズニーの長編アニメーションの流れを汲んだ、まったく新しいミュージカル。キャストが等身大のパペットを扱い演じ、ショーが繰り広げられます。素敵なセット、新旧の愛すべき音楽によって、100エーカーの森にこれまでにない《いのち》を吹き込みます。

初日前日となる26日(金)、日本橋三井ホール(東京都中央区)で ゲネプロと舞台挨拶が開催されました。本記事では、イベントの模様をたっぷりとお届けします!

これまでに出会ったことのない、新しくて楽しいミュージカル

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
©︎Disney
撮影/鈴木健太

2021年にニューヨーク市のシアターロウで世界初演された、新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』。本日からはじまる日本公演は、日本人オリジナルキャストによる全編日本語での上演です。くまのプーさん、クリストファー・ロビンとその仲間たち(ピグレット、ティガー、イーヨー、カンガ、ルー、ラビット、オウル)が、ミュージカルとなって日本にやってきます!

まるで、100エーカーの森に足を踏み入れたかのような臨場感あふれる舞台

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
©︎Disney
撮影/鈴木健太
新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
©︎Disney
撮影/鈴木健太

本作の最大の魅力は、キャストがパペットを巧みに扱い演じ、歌うということ。フワフワの毛や羽に覆われた 実際のぬいぐるみよりも“ちょっと大きい”パペットたちが、キャストの卓越した技術により、歌って、飛んで、ジャンプして、元気いっぱいに登場します。

物語は、A.A.ミルンの原作「くまのプーさん」と、クラシカルなディズニーの長編アニメーションの流れをくんだハートフルなストーリー。くまのプーさんと仲間たちが四季をめぐって風変わりな冒険をする、まったく新しい物語です。木や草花、畑、桟橋などの豪華なセットからも、まるで100エーカーの森に足を踏み入れたかのような唯一無二の世界観が舞台いっぱいに広がります。

劇場を出た後も、思わず口ずさんでしまうような音楽がいっぱい♪

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
©︎Disney
撮影/鈴木健太
新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
©︎Disney
撮影/鈴木健太

ショーには、「Winnie the Pooh」、「The Wonderful Thing About Tiggers」、「A Rather Blustery Day」など、リチャードM.並びにロバートB.シャーマン兄弟が書いたオリジナルの《音楽》や、ディズニー「くまのプーさん」日本語版アニメーションシリーズでも親しまれている《歌》が多数盛り込まれています。本作のために書かれたネイト・エドモンソン氏による新たなオーケストラスコアや、原作者A.A.ミルンがオリジナルで書いたプーの「鼻歌」(プーが自分で作った曲)にも注目です♪

【筆者コメント】
等身大のパペットを操るキャストの卓越した技術は、思わず瞬きを忘れて見入ってしまうほど。子どもから大人まで、何世代にも渡り愛されて続けている『くまのプーさん』の物語がマジカルに、とても大切に表現されています。これまでに出会ったことのない、新しくて楽しいミュージカルです。

フォトスポット&物販エリア

劇場内のフォトスポット、物販エリアも 新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』の世界観が楽しめる素敵な装飾に⭐︎

フォトスポット

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
フォトスポット ©︎Disney
撮影/Webサイト『映画とわたし』

物販エリア

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
物販エリア ©︎Disney
撮影/Webサイト『映画とわたし』
新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
物販エリア ©︎Disney
撮影/Webサイト『映画とわたし』
“VIB席”でプレミアムな体験を。

VIP席ならぬ“VIB席”とは、ベリー インポータント ベア シートの略称で、新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』の撮影特典付き前列プレミアムシートです。
最前列より最大6列目までの席が確約され、終演後にプーさんと仲間たち(ランダムに2名のキャラクターと撮影)とステージ上での記念写真撮影の特典が付いています。また 観劇記念として、くまのプーさんのVIBパスのプレゼント付きです!

※“VIB席”に関する詳細や注意事項は、公式ホームページをご確認ください。

【舞台挨拶】ジョナサン・ロックフェラー氏、福尾誠さん、くまのプーさんと仲間たちが登壇

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
舞台挨拶の様子 ©︎Disney
撮影/Webサイト『映画とわたし』

舞台挨拶には、本作の脚本・演出を手掛けるジョナサン・ロックフェラー氏、公演アンバサダーを務める福尾誠さん、そして くまのプーさん、ピグレット、ティガー、イーヨー、カンガ、クリストファー・ロビンが登壇しました。

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
舞台挨拶の様子 ©︎Disney
撮影/Webサイト『映画とわたし』
新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
舞台挨拶の様子 ©︎Disney
撮影/Webサイト『映画とわたし』

ジョナサン・ロックフェラー氏は、「日本に来ることができて、本当に嬉しく思っています。一番最初に『くまのプーさん』が作品になったのは、100年以上前です。でも、プーさんが主役のミュージカルは、今回が初めてのことです。ここにいる皆さまが、この初来日、初演目、初プロダクションを観る最初のお客さまとなります。日本の皆さまに、この素晴らしいキャスト、素晴らしいスタッフをぜひ観に来ていただきたいと思っています。」と挨拶。「『くまのプーさん』の物語は、友情を描いた温かいお話ばかり。このショーを経験して、皆さまに喜びを感じていただきたいです。」とコメントしました。

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
舞台挨拶の様子 ©︎Disney
撮影/Webサイト『映画とわたし』

続いて、公演アンバサダーを務める福尾誠さんは、「まずは、プーさんと仲間たちに感謝を申し上げたいと思います。みんな、日本に遊びに来てくれてありがとう!そしてジョナサンさん、チームの皆さん、この素敵な作品を日本に届けていただき、本当にありがとうございます!」と笑顔でコメント。「僕の大好きなディズニーの《心を動かす力》というものが、改めて偉大だなと感じました。公演の中で 四季を感じることができ、慣れ親しんだ歌も一緒に楽しむことができて、約60分間 ずっと心が癒されておりました。」と本作の感想を述べ、「たくさんの方に、劇場の“100エーカーの森”に遊びに来ていただき、この感動と喜びと癒しを体験していただきたいです!」と力強くアピールしました。

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
舞台挨拶の様子 ©︎Disney
撮影/Webサイト『映画とわたし』

そこで、ジョナサン氏が「福尾さんがこのミュージカルに出演するとしたら、どのキャラクターを演じたいですか。」と質問。福尾さんは、「どのキャラクターも喜んで演じたいですが、僕は身体を動かすことが好きなので“ティガー”かなぁ…。」とコメント。ティガー役の風間由次郎さんが「せっかくなので、もしよかったらみんなで『ウープ・ディー・ドゥーパー』のジャンプを一緒にしませんか。」と提案し、福尾さん、くまのプーさんと仲間たちと一緒に劇中の音楽に合わせてコラボレーションする一幕も見られました。

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』
舞台挨拶の様子 ©︎Disney
撮影/Webサイト『映画とわたし』

取材・文/ Maika (Webサイト『映画とわたし』)

公演情報

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』

<全国開催日程>
2024年
東京公演:4月27日(土)~5月6日(月祝)日本橋三井ホール
愛知公演:5月11日(土)~5月12日(日)岡崎市民会館あおいホール
千葉公演:5月18日(土)~5月19日(日)松戸市民会館
大阪公演:5月23日(木)~5月26日(日)クールジャパンパーク大阪TTホール
埼玉公演:6月1日(土)~6月2日(日)上尾市文化会館
宮城公演:6月8日(土)~6月9日(日)多賀城市民会館大ホール
神奈川公演:6月15日(土)~6月16日(日)相模原市民会館ホール
福岡公演:6月22日(土)~6月23日(日)キャナルシティ劇場
広島公演:7月6日(土)~7月7日(日)広島国際会議場フェニックスホール
静岡公演:7月13日(土)~7月14日(日)静岡市民文化会館

※各地の開演時間は公式サイトにてご確認ください。

<キャスト>
くまのプーさん:横山達夫 養田陸矢 岩田大輝
ピグレット/ルー:新田恵海 石橋佑果
ティガー:風間由次郎 伊藤広祥
イーヨー/オウル/ラビット:鈴木たけゆき 深堀景介 岩田大輝
カンガ:渡辺七海 澤田美紀
クリストファー・ロビン:櫻井碧人 村山董絃 笹本旭

脚本・演出:ジョナサン・ロックフェラー
作詞作曲:シャーマン・ブラザーズ、A.A.ミルン
追加作曲:ネイト・エドモンソン
日本版演出補:岸本功喜
翻訳:小島良太

<チケット>
VIB席(Very Important Bear Seat)9,500円
S席5,500円
A席3,500円
(税込・全席指定)

協力:三井不動産(東京公演)
協賛:ディズニー★JCBカード
ジャパンツアー主催・企画製作:アークスインターナショナル
製作:ジョナサン・ロックフェラー
プロデュース:ロックフェラー・プロダクションズ
共同プロデュース:ディズニー・シアトリカル・プロダクションズ

©︎Disney

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この記事を書いた人

【取材、撮影、記事作成など、Webサイト『映画とわたし』に関わる全てのことを担当】

兵庫県神戸市出身、関西大学卒業。大学在学中にシンガーとして音楽活動を開始。CDリリースや数々のアーティストのバックコーラスを経て、ディズニー映画『美女と野獣』の日本語版デュエットソングDAMガイドボーカル(第一興商)を務める。卒業後は、関西のマスメディアで業務に携わり、2019年には神戸のラジオブースでパーソナリティとして活動。
2022年には、阪神百貨店で開催されたバレンタイン催事のイメージソング『Strawberry』を制作。Webメディア『映画とわたし』の運営を中心に、記事掲載や写真・動画撮影、音楽を通してモノやコトの魅力を発信中。