【試写会レビュー】映画『ライオン・キング:ムファサ』超実写プレミアム吹替版 / 演技力・歌唱力が最高レベル!

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壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”をテーマに描き、映画、演劇、音楽と頂点を極めた一大叙事詩『ライオン・キング』。アニメーション映画として1994年に誕生した本作は、奇跡の映像美、圧巻の楽曲、心震える感動の物語で全人類を熱狂させ、2019年にはリアルを超えた超実写版『ライオン・キング』が公開。まさにキング・オブ・エンターテイメントとして君臨し続けています。その原点にして、はじまりの物語『ライオン・キング:ムファサ』が、いよいよ 2024年12月20日(金)に日米同時劇場公開となります。

公開に先立ち、『ライオン・キング:ムファサ』 (Dolby Cinema®︎ 2D 吹替版)の完成披露試写会が T・ジョイ梅田(大阪市北区)で開催されました。本記事では、作品の見どころや物語を彩る音楽の魅力に迫ります。

■STORY■

『美女と野獣』『アラジン』を超えるディズニー映画全世界 No.1 ヒット作『ライオン・キング』、その“はじまり”を描く、ディズニー史上最も温かく、切ない“兄弟の絆”の物語。息子シンバを命がけで守った父ムファサ王。孤児であった彼の運命を変えたのは、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカー(タカ)との幼き日の出会いだった──。
血のつながりを越えて兄弟の絆でむすばれたムファサとタカは、冷酷な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指す旅に出る。「ずっと“兄弟”でいたかった」──ムファサを偉大な王にした兄弟の絆に隠された、驚くべき“秘密”とは…?

心と身体を揺さぶる、“映像”と“物語”

『ライオン・キング』で、息子シンバを命がけで守った偉大な王“ムファサ”と、彼の命を奪ったヴィラン“スカー”の若き日を描く本作。「ずっと“兄弟”でいたかった」── 孤児から偉大な王へと変わっていったシンバの父・ムファサと、王子から“ヴィラン”へと変貌することとなるタカ。ふたりの《兄弟の絆》に隠された驚くべき秘密が、本作でついに明かされます。

物語を彩る
主なキャラクターたち
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ムファサ (画像右)
日本版声優:尾上右近

後に、シンバの父で偉大な王となる
孤児だったが、“兄弟”となったタカとの新天地を目指す旅に出ることに。

タカ (画像左)
日本版声優:松田元太

後に、ヴィランのスカーとなる
ずっと兄弟が欲しいと思っていた、ライオンの王子。群れに受け入れたムファサとは、血の繋がりを超えた絆で結ばれる。

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サラビ (画像左)
日本版声優:MARIA-E

後に、ムファサの妻でシンバの母となる
ミレーレへの旅の途中で、ムファサとタカに出会い仲間となる。

ラフィキ (画像右)
日本版声優:駒谷昌男

後に、王国の祈祷師となるマンドリル
キアラに対してムファサの偉大さを教えていく。

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キアラ
日本版声優:御園紬

シンバとナラの娘
ムファサの孫。性格は父親譲りでおてんば。

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キロス
日本版声優:渡辺謙

ムファサに恨みを持つ冷酷なライオン
新天地を目指して旅をするムファサとタカを執拗に追いかけ回す。

ほかに、ムファサの両親マセゴアフィア、タカの両親オバシエシェをはじめ、『ライオン・キング』の主人公であるシンバ、シンバの妻ナラ、ミーアキャットのティモン、イボイノシシのプンバァ、サイチョウのザズーといったお馴染みのキャラクターたちが登場します!

2019年に公開された、リアルを超えた超実写版『ライオン・キング』。5年の歳月を経て、映像表現はさらなる進化を遂げました。前作に続き、ハリウッド最高峰の映像制作スタジオ MPC(ムービング・ピクチャー・カンパニー)が全面的に制作に参加し、視線や顔のパーツのちょっとした変化を細部まで追求。監督が特にこだわったというキャラクターたちの“表情”をエモーショナルに表現しています。さらに、アフリカの大地の温度や風まで感じられるエフェクト技術を組み合わせて、私たちを唯一無二の “動物たちの王国”へと誘います。

「超実写プレミアム吹替版」がすごい!

さらなる進化を遂げた映像と組み合わさるのは、実力派キャストが演じた“生の声”。日本では、豪華声優陣による「超実写プレミアム吹替版」が公開されます。本作のクオリティの高さを余すことなく伝えるために、演技力と歌唱力を最高レベルで兼ね備えたキャストが集結

ムファサ役には、歌舞伎界のエースにして俳優としても活動の場を広げている尾上右近さん。タカ役は、日本だけでなく海外でも活躍する人気グループ Travis Japanの松田元太さんが演じます。さらに、圧倒的な歌唱力が話題を集めミュージカルでも活躍中のMARIA-Eさんがサラビを演じ、日本が世界に誇る名優、渡辺謙さんがキロスを演じます。心の奥深くまで伝わってくる、実力派キャストによる“生の声”を劇場で体感してみてください!

いま大注目の音楽家が贈る、極上の“劇中歌”

本作の劇中歌は、現代ブロードウェイを代表する作詞・作曲・脚本・演出家であり、俳優のリン=マニュエル・ミランダ氏が参加。ムファサとタカが歌う「ブラザー/君みたいな兄弟」をはじめ、マセゴとアフィアが歌う「遥かなミレーレ」、キロスが歌う「バイバイ」など、多数の新曲を手掛けました。

リン=マニュエル・ミランダ氏は、これまでも多くのディズニー映画の音楽を担当しており、『モアナと伝説の海』では太平洋諸島の音楽、『ミラベルと魔法だらけの家』ではコロンビアの音楽の伝統に浸り、それぞれのリズムや特徴を活かしながら楽曲を制作。本作では、オリジナルの映画『ライオン・キング』はもちろん、現代的なアフロビートや伝統的な南アフリカの音楽のエッセンスを加えながら、躍動感あふれる新たな名曲を生み出しています。

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Dolby Cinema®︎で、最高に魅力的なシネマ体験を。

完成披露試写会の会場となったのは、 T・ジョイ梅田 のDolby Cinema®︎。こちらのシアターは、最先端の映像技術「ドルビービジョン」と立体音響技術「ドルビーアトモス」を採用した究極の映画館。最高に魅力的なシネマ体験ができる空間です。驚くほど鮮やかでリアルな映像やサウンドは、まるで映画の世界に入ったかのような“没入体験”を味わうことができます。

会場エントランスには、AVP(オーディオビジュアルパス)と呼ばれる巨大なモニターに、オリジナル映像が映し出され、来場者がシアターに入る瞬間から映画の世界観に吸い込まれるような特別な演出が施されていました。

『ライオン・キング:ムファサ』
 完成披露試写会にて撮影
撮影:Webサイト『映画とわたし』

『ライオン・キング:ムファサ』は、「T・ジョイ梅田」をはじめ、全国10ヶ所のDolby Cinema®︎で上映が予定されています。

※詳細はDolby Cinema®︎の公式サイトをご確認ください。
※情報は予告なく変更される可能性がございます。
※詳細スケジュールやチケット購入は各映画館のサイトをご確認ください。

文/ Maika (Webサイト『映画とわたし』)

『ライオン・キング:ムファサ』作品詳細

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2024年12月20日(金)
全国劇場公開

原題:Mufasa: The Lion King
全米公開:2024年12月20日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:バリー・ジェンキンス
字幕版声優:アーロン・ピエール、ケルヴィン・ハリソン・Jr.、ティファニー・ブーン、ドナルド・グローヴァー、ビヨンセ、マッツ・ミケルセン、ブルー・アイビー・カーター
超実写プレミアム吹替版声優:尾上右近、松田元太(Travis Japan)、渡辺謙

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この記事を書いた人

【取材、撮影、記事作成など、Webサイト『映画とわたし』に関わる全てのことを担当】

兵庫県神戸市出身、関西大学卒業。大学在学中にシンガーとして音楽活動を開始。CDリリースや数々のアーティストのバックコーラスを経て、ディズニー映画『美女と野獣』の日本語版デュエットソングDAMガイドボーカル(第一興商)を務める。卒業後は、関西のマスメディアで業務に携わり、2019年には神戸のラジオブースでパーソナリティとして活動。
2022年には、阪神百貨店で開催されたバレンタイン催事のイメージソング『Strawberry』を制作。Webメディア『映画とわたし』の運営を中心に、記事掲載や写真・動画撮影、音楽を通してモノやコトの魅力を発信中。