【内覧会レポート】特別展「恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造」名作映画に影響を与えた絵画など 恐竜の“パレオアート”が大集結!見どころや限定グッズ情報も / 兵庫県立美術館

目次

現代の恐竜画の旗手たちが集結

兵庫県立美術館 特別展「恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造」(2023年3月4日-5月14日)の展示会場にて

1960年代から70年代にかけて、「恐竜ルネッサンス」ともよばれる大きな変革がもたらされます。「鈍重な生き物」から「活発に動く恒温動物」へと恐竜像が変化したことに伴い、恐竜画もさらなる進化を遂げ、新しい表現のアーティストが次々と登場します。

本展では、インディアナポリス子供博物館や福井県立恐竜博物館のコレクションから、ウィリアム・スタウト、ダグラス・ヘンダーソン、 グレゴリー・ポールなど現代の恐竜画の旗手たちのバラエティ豊かな作品群が集結!

兵庫県立美術館 特別展「恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造」(2023年3月4日-5月14日)の展示会場にて
小田隆《篠山層群産動植物の生態環境復元画》2014年
アクリル・カンヴァス 115x160cm
丹波市立丹波竜化石工房 ©小田隆/丹波市

また、現代日本を代表するパレオアーティスト・小田隆の迫力ある作品も展示されています。
兵庫県内で発見された化石をヒントに描かれた《篠山層群産動植物の生態環境復元画》など、CGを用いずに圧倒的な迫真性を生み出す肉筆画は必見です!

特別展「恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造」は、「恐竜」を心から愛する方はもちろん、沢山の方々に楽しんでいただける特別な展覧会です。
展示物を通して、想像力によって創造された太古の世界の住人たちとの不思議な出会いを、ゆっくりとお楽しみください。

展覧会ナビゲーター / 南沙良さん

本展覧会では、展覧会ナビゲーター・南沙良さんによる音声ガイドを無料でお楽しみいただけます。作品の背景に迫りながら、古生物学者とパレオアーティストたちによる200年の足跡を南沙良さんとともにたどります。

[コメント]

恐竜ファンとして、イグアノドンなど、200年で恐竜像が変わっていく様子がとても興味深く楽しみな展覧会です。
精密なものから、現代のポップな作品まで、さまざまなタイプの恐竜絵画が揃っているので、ぜひ自分のお気に入りの一作を見つけてみてください。
自分自身もワクワクした気持ちで収録した音声ガイド。みなさまも、ぜひワクワクしながら聞いていただければうれしいです。

※音声ガイドはご自身のスマートフォンから会場内のQRコードにアクセスしてお楽しみいただきます。最大30分ほどのガイドとなります
※本サービスはダウンロード型アプリではございません
※お手持ちのスマートフォンの世代や契約状況・通信、バッテリー残量などによってはご利用いただけない場合がございます
※無料サービスにつき、ご利用いただけなかった場合の入場料の返金など、一切の責任を負いかねますので予めご了承ください

展覧会オリジナルグッズも勢揃い!

兵庫県立美術館 特別展「恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造」(2023年3月4日-5月14日)
グッズ会場にて
兵庫県立美術館 特別展「恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造」(2023年3月4日-5月14日)
グッズ会場にて
特別展「恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造」
公式図録

特別展「恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造」では、最初期に発見された恐竜「イグアノドン」の復元の過程をモチーフにした本展オリジナルのキャラクターグッズをはじめ、Tシャツ、キーホルダー、各種ステーショナリーなど、会場限定のオリジナルグッズが販売されています。

兵庫県立美術館 特別展「恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造」(2023年3月4日-5月14日)
グッズ会場にて

また、フランスの大人気絵本「リサとガスパール」とコラボした、本展限定のキュートなグッズも展開!

今回、私は「リサとガスパール」のコラボグッズより、ポストカード2種類を購入しました。

ディプロドクスの背中を滑り台のようにして遊ぶやんちゃな姿や、プテラノドンの羽に掴まり一緒に空を飛ぶ貴重なふたりの姿が楽しめます♪
本展覧会で味わったワクワクを 大切な人へおすそ分けするにも、自分の宝物にするにも、ぴったりのグッズたち。ここでしか手に入らないコラボグッズですので、どうぞお見逃しなく!

自宅にて撮影
※撮影時に使用した小物は私物です

開催概要

展覧会名: 特別展 「恐竜図鑑-失われた世界の想像/創造」

展覧会 公式ウェブサイト:https://kyoryu-zukan.jp/
兵庫展 公式ウェブサイト:https://www.ktv.jp/event/zukan/

会場兵庫県立美術館
期間2023年3月4日(土)〜5月14日(日)
開館時間10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日月曜日

《観覧料》

主 催:兵庫県立美術館、産経新聞社、関西テレビ放送
協 賛:DNP大日本印刷、公益財団法人伊藤文化財団
特別協力:公益財団法人日本教育公務員弘済会 兵庫支部
企画協力:小田隆(画家・京都精華大学教授)/徳川広和(古生物造形作家・株式会社ACTOW代表) / 田村博(ジャズピアニスト・恐竜グッズ収集家)/エリック・ビュフトー(古生物学者・フランス国立科学研究センター名誉研究部長)
制作協力:ウィステリアート

お問合せ : 兵庫県立美術館 TEL : 078-262-1011

※高校生以下無料
※団体は20名以上。団体鑑賞をご希望の場合は1か月前までにご連絡ください。
※障がい者手帳等をお持ちの方1名につき、介助者1名は無料
※予約制ではありません。混雑時は人数制限を行いますのでお待ちいただく場合があります。
※一般以外の料金でご利用される方は証明書を当日ご提示ください。
※コレクション展は別途観覧料が必要です(本展とあわせて観覧される場合は割引があります)。
※新型コロナウイルス感染症の状況により、会期等予定を変更する場合がございます。最新の情報は展覧会HP等をご確認ください。

【巡回情報】
2023年5月31日(水)~7月22日(土)上野の森美術館へ 巡回予定

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この記事を書いた人

【取材、撮影、記事作成など、Webサイト『映画とわたし』に関わる全てのことを担当】

兵庫県神戸市出身、関西大学卒業。大学在学中にシンガーとして音楽活動を開始。CDリリースや数々のアーティストのバックコーラスを経て、ディズニー映画『美女と野獣』の日本語版デュエットソングDAMガイドボーカル(第一興商)を務める。卒業後は、関西のマスメディアで業務に携わり、2019年には神戸のラジオブースでパーソナリティとして活動。
2022年には、阪神百貨店で開催されたバレンタイン催事のイメージソング『Strawberry』を制作。Webメディア『映画とわたし』の運営を中心に、記事掲載や写真・動画撮影、音楽を通してモノやコトの魅力を発信中。

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