2024年6月1日(土)~ 8月21日(水)の期間、堂島リバーフォーラムにて ゴッホをはじめとする“ポスト印象派” POST IMPRESSIONISM の芸術作品の世界を蘇らせる没入体験型ミュージアム『Immersive Museum OSAKA 2024(イマーシブミュージアムオオサカ)』が開催されています。
会場では、特別な音響効果と、壁面や床面すべてに投影される没入映像を組み合わせて 名画の世界を再現。参加者はその空間内を自由に歩き回ることができ、まるで名画の世界に入り込んだかのような究極のアート体験が楽しめます。
公式アンバサダー・正門良規さんが語る「Immersive Museum OSAKA 2024」の魅力
6月6日(木)、堂島リバーフォーラムにてメディアセッションが行われ、「Immersive Museum OSAKA 2024」の公式アンバサダーをつとめるAぇ! groupの正門良規さんが登壇しました。
2022年に舞台『ヴィンセント・イン・ブリクストン』で若き日のゴッホを演じた正門さんは、「めちゃくちゃ情熱的で、1個没入するとそのことしか見えなくなり振り回され続ける…不器用で愛おしい人間という印象があります。“情熱的”や“ガッツ”というワードを感じましたね。」と、ゴッホの魅力を熱弁。正門さん自身は「僕は結構好きなことしかできないタイプだと思ってるんですけど、ただゴッホみたいにひたむきにすべてを捨てて向き合えるかというとそんな度胸はないので、ちょっと憧れるところはありますね。」とコメントしました。
まるで名画の世界に入り込んだかのような究極の没入体験が楽しめる『Immersive Museum OSAKA 2024』。正門さんは、Aぇ! groupの公式SNSに“没入”しているそうで、「Instagramのストーリーを作るのが好きで。写真に字をつけたりとか、写真を切り抜いてスタンプを作ったりとか。僕は不本意なんですけど、ファンの人から『ちょっとおじさんっぽい』みたいなことを言われちゃうんですよね。頑張ってるのに!」と笑みを浮かべながらコメントしました。また、実際にイマーシブミュージアムを体験した感想を聞かれると、「大きな画面に投影されるので、細かな色使いまでよく見えて。黄色がメインの作品でも、“白色”が結構入っていたりするんですよ。色を分解して観れるのも、面白いです。」と、これまでと違った感覚でアート作品に触れられる本イベントならではの魅力をアピールしました。
ゴッホやゴーガン、スーラ、セザンヌらを代表的作家とする《ポスト印象派》の作品のなかでも、正門さんはイマーシブミュージアムを通して特にスーラの作品に注目しているそうで、「スーラは、ドットのアニメーションから絵が完成するんです。筆のタッチや特徴がアニメーションに盛り込まれていて、その遊び心に圧倒されました。」とコメント。また、「会場に、Aぇ! groupのメンバーを連れて来たいです!最近、佐野晶哉がカメラにハマっているので、カッコ良い写真を撮ってほしいです。」と笑顔で話しました。
『Immersive Museum OSAKA 2024』は、ゴッホが体験者の似顔絵を再現する『AIゴッホ』 (※1) が楽しめるインタラクティブエリアも見どころの一つ。完成した正門さんの似顔絵を手に持ちながら、「めちゃくちゃカッコ良いですよね。アー写で使いたいほどのクオリティです。」と感動している様子。「ゴッホの自画像がこっちを見て描いてくれるんですよ。その仕草がチャーミングだし、“もしかしたらゴッホもこういう順序で絵を描いたのかな”という想像もできるので、描いてもらってる時間も楽しかったです。ぜひ皆さんにもトライしてほしいです!」と話しました。また、『AIゴッホ』に描いてほしいメンバーについて、「リチャ(草間リチャード敬太)です。髪型が普段はお団子なんですけど、ライブ中は赤の編み込みやアフロの時もあるので、5パターンくらい描いてほしいですね。」と笑顔で話しました。
これから会場を訪れる来場者に向けて、「まずはゆったりと映像を楽しんでいただいて、そこから歩き回ってみたり…。見る場所によって感じ方が変わってくると思うので、自分なりのおすすめポイントを見つけながら自由に楽しんでほしいです!」と力強く話し、約30分間のメディアセッションは終了しました。
(※1) 『AIゴッホ』 体験料1回あたり500円(税込)
取材・文/ Maika (Webサイト『映画とわたし』)
開催概要
Immersive Museum OSAKA 2024
(イマーシブミュージアムオオサカ)
公演日 | 2024年6月1日(土)~8月21日(水) |
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営業時間 | 10:00~20:00 ※最終入場は19:00まで |
会 場 | 堂島リバーフォーラム [〒553-0003 大阪市福島区福島1-1-17] |
★入場チケットに関する詳細は、公式ホームページをご覧ください。
主催:Immersive Museum OSAKA実行委員会
主管/企画制作:株式会社電通、株式会社ドリル