2023年4月20日(木)〜6月18日(日)の期間、グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボにて、香取慎吾さんの個展「WHO AM I-SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-」が開催されています。
アート、お芝居、バラエティ、音楽、ファッションなどエンターテイナーとして多方面で活躍を続ける香取さんの3年ぶりとなる個展。会場には「BOUM!BOUM!BOUM!」で展示された作品はもちろん、「JANTJE_ONTEMBAAR」、「週刊文春WOMAN」の表紙書き下ろし、そして大阪展のために制作された完全新作など約200点が一堂に並びます。
大阪会場を皮切りに、全国巡回がスタート
開催に先駆けて 19日(水)に記者内覧会が開催され、香取慎吾さんが登壇しました。
真ん中に通天閣が大きく描かれた作品の名前は、『Let’s 大阪』。
通天閣のまわりには、道頓堀、川、そしてお城が描かれています。「お城は、魔法使いが住んでそうなイメージ!色々なものが混ざり合っていて、エンジョイが詰まっている作品です。」とコメント。
この日は、大阪フェスティバルホールで行われていた『Black Rabbit』の終演後に内覧会に登壇した香取さん。大阪展で初めてお披露目となる作品の名前を「Let’s 大阪です!」と発表すると 会場中から温かい笑い声が沢山聞こえてきたことを明かし、「タイトルを言っただけで笑ってくれる。大阪はあったかい。“おかえり!”という感じ。ライブ中、笑顔の時間を過ごすことができました。」と話しました。
本展は、大阪会場を皮切りに福岡、石川、福島と巡回予定。初めて全国を巡ることについて「(会場は)ライブを作る感覚で作りました。場所によってホールの形も大きさもちがう。絵の配置など、各地それぞれ違った見え方が楽しめると思います。」と笑顔でコメントしました。
「闇と光」の要素を表現した展示エリア
本展は、展示エリアが「闇と光」といった対極の要素で構成されています。
前半の「闇」エリアは、会場内の音楽も相まってどこか不思議な森に迷い込んだかのような気持ちになれる“黒の空間”。このエリアには、香取さんが自ら生み出したオリジナルのキャラクター”くろうさぎ”が所々に点在しています。
中でも『くろうさぎ』(2019年)は、目の部分は様々なサイズの赤いラインストーン、ふわふわとした毛の部分は香取さん自身の約10年分の髪の毛で表現されている大型の作品で、特に印象的でした。
この”くろうさぎ”は、個展のオリジナルグッズとしても展開されていて、中でも「ぬいぐるみキーホルダー」と「ぬいぐるみ」は来場記念として一緒に写真を撮りたくなる可愛さですね!
後半の「光」エリアは、暗い森から抜け出して誰かがそっと背中を押してくれたような気持ちになれる“白の空間”。高いところに展示されている作品は、私たちも上を向いて鑑賞することで前向きな”光”の部分を体感できます。
これまでの制作過程が一部映像で公開されていたり、『東京タワーがここにいてくれるから2018愛』(2018)、『NEW YORK』(2022)、『VENEZIA』(2022)、『PARIS』(2022)といった世界の都市をテーマに描かれた作品、大阪会場のために制作された『Let’s 大阪』も展示されています。
カラフルでポップな中にもどこかシリアスな要素が混ざり合い、「闇と光」の要素から香取慎吾さんの世界観をたっぷりと堪能することができる本展。大胆かつ繊細な息遣いを感じさせる、独特なタッチで描かれた作品の数々をゆっくりとお楽しみください。
開催概要
展覧会名: 「WHO AM I-SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-」
公式ウェブサイト:http://www.whoamitour-osaka.jp
会場 | グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ (大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 北館内) |
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期間 | 2023年4月20日(木)~6月18日(日) ※会期中無休 |
開館時間 | 平日 / 11:00~20:00 土日祝 / 10:00~19:00 ※最終入場は閉館30分前まで |
入場料金 | 《ファンクラブ会員》 〈当日〉 新しい地図NAKAMA会員(記念品付) 一般 :2,300円 新しい地図NAKAMA会員(記念品付) 中高生:1,300円 《一般(非会員)》 <当日> 一般 平日2,200円 土日祝2,400円 中高生 平日1,200円 土日祝1,400円 ※小学生以下入場無料 ※学生券をお求めの際は学生証のご提示をお願い致します。(小学生を除く) ※会場内混雑の際はご入場をお待ちいただく場合がございます。 |
【主 催】 WHO AM I-SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-大阪実行委員会
【協 力】 ナレッジキャピタル