『美女と野獣』『アラジン』をはじめ、数々のアニメーション映画の実写化を成功させてきたディズニーが、ついにその“原点”に魔法をかけるー。ディズニー初の長編映画であり、世界初のカラー長編アニメーション『白雪姫』が新たなミュージカル版として実写映画化！いよいよ3月20日（木・祝）より劇場公開となります。
白雪姫役を『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼグラーが演じ、女王役を『ワンダーウーマン』のガル・ガドット、ジョナサン役をトニー賞受賞俳優アンドリュー・バーナップが演じます。監督は『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのマーク・ウェブ。さらに、アニメ版の名曲の数々に加え、『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』のベンジ・パセック＆ジャスティン・ポールによる新曲が物語を彩ります。
公開に先立ち、『白雪姫』 （2D プレミアム吹替版）の試写会が開催されました。本記事では、作品の見どころや物語を彩る音楽の魅力に迫ります。
■STORY■
雪のように純粋な心を持つ白雪姫の願いは、かつてのような人々が幸せに暮らす希望に満ちた王国。だが、外見の美しさと権力に執着する邪悪な女王によって、王国は闇に支配されていた。女王は、白雪姫の“本当の美しさ”に嫉妬し、彼女の命を狙うが、不思議な森で出会った7人のこびとたちや、城の外の世界へいざなってくれたジョナサンに救われる。誰もが希望を失いかけた時、仲間たちと力を合わせ、白雪姫の優しさが起こした素晴らしい奇跡とは…?
“世界で最も長く”愛され続けているディズニープリンセス
真の“ディズニー・クラシック”として、世界中の人々から愛され続ける不朽の名作『白雪姫』（1937年）。ウォルト・ディズニーが4年の歳月と莫大な資産を投じて挑んだ、世界初のカラー長編アニメーション作品です。『白雪姫』は、100年以上にわたり《夢と魔法》の世界を描き続けてきたウォルト・ディズニー・スタジオの“原点”であり、これまでのディズニー作品を特徴づける要素のすべてが宿った、まさにパイオニア的作品。“世界で最も長く”愛され続けているディズニープリンセスが、2025年ついに新たなミュージカル映画としてスクリーンにやってきます。
どんな時にも決して変わることのない、白雪姫の美しく純粋な心
本作の主人公・白雪姫は、雪のように純粋な心を持ち、優しさに満ちたプリンセス。外見の美しさと権力に執着する邪悪な女王に命を狙われるも、不思議な森で出会った7人のこびとたちや動物たち、城の外の世界へいざなってくれた運命の人ジョナサンと心を通わせ、自身の道を切り拓いていきます。彼女のまっすぐで美しく純粋な心こそ、新たなミュージカル版として描かれる本作において最も重要な役割を占めます。
こだわり抜かれた“もふもふ感”がすごい！森の動物たちにも注目！
『白雪姫』（1937年）でも印象的な森の動物たちとのシーン。白雪姫と7人のこびとたちが出会うきっかけを与えたり、時に困っている白雪姫を助けたり。本作でも、鳥やシカ、ウサギ、ハリネズミといったさまざまな動物たちが登場します。映像テクノロジーの進化により毛並みまでリアルに再現された、かわいくも凛々しい動物たちの表情や仕草に注目です！
世代を超えて愛され続ける「名曲」と、心を揺さぶる「新曲」
『白雪姫』と言えば、思わず口ずさみたくなる名曲「ハイ・ホー」を思い出す方も多いのではないでしょうか。7人のこびとたちが鉱山で宝石を堀り、仕事を終えて家に帰る道のりで行進しながら歌う陽気で軽やかなナンバーです。本作では新たにアレンジされた「ハイ・ホー」がシアター全体を包み込み、まるでアトラクションに乗っているかのような魅力的な映像とともに楽しめます。また、「口笛ふいて働こう」も新たにアレンジされて登場。白雪姫と7人のこびとたちが口笛を吹きながら一緒に歌い、踊ります。白雪姫の純粋で優しい心、7人のこびとたちのキャラクター性が描かれたリズミカルなナンバーです。
そして、『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』の作曲家パセク＆ポールが新たに手掛けた楽曲にも注目！本作を象徴する劇中歌の一つ「夢に見る ～Waiting On A Wish～」は、女王によって優しさを失った国を憂いている白雪姫が、“変わりたいのに、変われずにいる葛藤”を歌うドラマチックなミュージカルナンバー。プレミアム吹替版では、白雪姫役を務める吉柳咲良さんが 雪のように純粋な心を持つ白雪姫の心情を圧倒的な歌唱力で見事に歌いこなします。白雪姫とジョナサンが歌う「二人ならきっと」は、次第に心を通わせていく二人のロマンティックなシーンを彩る珠玉のラブソング。新たな光を見つけた白雪姫のハートフルな歌声と、ジョナサン役の河野純喜さん（JO1）による優しくて甘い歌声が心地よく合わさり、心が温かくなります。
さらに、女王が歌う「美しさがすべて」も必聴です。絢爛豪華な空間や、煌びやかな装飾とともに邪悪なヴィラン＜女王＞が歌い踊るー。プレミアム吹替版では、女王役を務める月城かなとさんが 妖艶さと華やかさを秘めた魅力あふれる歌声を披露。元宝塚歌劇団月組トップスターの月城さんだからこそ実現する、一流の演技力と高い歌唱力に注目です。
明日を変えるのは、“優しさ”という名の魔法。誰もが希望を失いかけた時、白雪姫のひたむきな願いと優しさが起こした素晴らしい奇跡とは…？これまで出会ったことのない、驚きと感動に満ちたディズニー・ミュージカルの誕生です。
文／ Maika (Webサイト『映画とわたし』)
『白雪姫』作品詳細
2025年3月20日（木・祝）
全国劇場公開
監督：マーク・ウェブ
脚本：グレタ・ガーウィグ
音楽：パセク&ポール
キャスト：レイチェル・ゼグラー/ガル・ガドット
プレミアム吹替版声優：吉柳咲良/河野純喜(JO1)/月城かなと/諏訪部順一/大塚明夫/津田篤宏(ダイアン)/平川大輔/小島よしお/浪川大輔/日野聡/井上和彦/中井和哉
オリジナル・サウンドトラック：ウォルト・ディズニー・レコード
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
