フランス発のSFアニメーション映画『マーズ・エクスプレス』メインビジュアルと本編映像初解禁！

ある事件をきっかけに、ロボットと人間の関係性が揺らいでいく23世紀の火星を描いた『マーズ・エクスプレス』。この度、主人公アリーヌと相棒のカルロスの顔が目を引くメインビジュアルが解禁された。ティザービジュアルから踏襲されている「人間が私たちを捨てたんじゃない／私たちが捨てる」というコピー、また二人の険しい顔つきから、これから対峙する事件の深刻さが伺える。さらに、2人の間を分かつ1筋の青く鋭い光が、人間であるアリーヌとロボットであるカルロスの関係性の行方を暗示する仕上がりとなっている。

メインビジュアルのデザイン案をたいそう気に入ったジェレミー・ペラン監督は、ビジュアル用の解像度の高い画像素材がないことを受け「もしよければ私に描かせてほしい」と、なんと自ら描き下ろしを提案！日本だけのためにカルロスの顔（円内の左側部分）を監督直々に描き下ろすという、前代未聞の贅沢なコラボが実現した。日本のデザイナーとジェレミー・ペラン監督のこだわりが詰まった唯一無二の日本版オリジナルメインビジュアル、ぜひ細部までじっくり堪能してほしい。

さらに、宇宙船「マーズ・エクスプレス」号が地球から火星へと向かう本編映像を初解禁！ベルトが締まり、緊張感がわずかに滲むと共に、ノズルから噴き出る凄まじい推進炎によって巨大な機体があっという間に地表を離れていくシーンは、まるでアリーヌやカルロスと共に機内に同乗しているかのような感覚を呼び起こす迫力に満ちている。

機体がドッキングする宇宙ステーションは緻密な構造で描写されており、ここにも監督のこだわりが伺える。地球から飛び出し成層圏を抜け、宇宙へと、そして火星へといざなわれる静かで壮大なスケールの映像は、本作への期待をさらに高めてくれる。最新の宇宙研究に基づいた『マーズ・エクスプレス』の世界に、ぜひ劇場で浸ってほしい。