〈超実写版〉と話題の映画『ライオンキング』がいよいよ公開。
本記事では、先日行われた大阪での試写会・舞台挨拶の模様をお届け!感想やおすすめポイントも要チェックです♪
アフリカの広大なサバンナで、動物たちの王であるライオン・ムファサの子として生まれたシンバは、いつか父のようになることを夢見ながら成長していく。
しかしある時、王位を狙う叔父スカーの策略によって父の命を奪われ、シンバもサバンナを追われてしまう。やがてたどりついたジャングルで、プンバァとティモンや新たな仲間との出会いを得たシンバは、過去を忘れて穏やかに過ごしていく。一方、スカーが支配するサバンナは次第に荒れ果て、存続の危機が迫っていた…。
わたしの“感想”

リアルに動物達が演じているのではないか!?と思わず錯覚してしまうほど、細部にまで作り手のこだわりを感じる完璧な映像技術。
アフリカの大草原をイメージした美しいミュージカルナンバーの数々が映像に華を添え、歌姫ビヨンセの熱い歌声にも心を打たれました。
『ライオンキング』の物語はそのままに、多くのドキュメンタリー要素が加わった印象。動物達が繰り広げるどこか切なく重たい空気感を醸し出しながらも、プンバァとティモンが登場してからは空気が一変。他のディズニー作品のオマージュも登場したりと、ユーモア溢れる仕掛けがいっぱい!ラフィキやザズーも良い味出していますよ〜♪

ライオンといえば、MGMスタジオ「レオ・ザ・ライオン」の一件を思い出しました。
映画が始まる前にライオンが凄まじく吠えるロゴ、ご存知の方も多いと思います。
数年前、モノクロ写真におさめられた1924年当時の撮影方法が話題となりました。CG技術もなければ高性能のカメラも無い時代、ライオンとの距離は1mほど。まさに、命がけの撮影です。
当時の人々に、本作『ライオンキング』を見せることが出来たとしたら、どのような反応をするのでしょう…。(笑) そんなことを考えれば考えるほど、映像技術の進化を見に染みて感じます。
- シアター選びこそ、映画を更に楽しむコツ!
最近のマイブームは、映画作品によってシアターを選択すること。
大画面で楽しみたい時はIMAX、動きが欲しい時は4DXやMX4D、音にこだわりたい時はドルビーアトモス、声を出したい時は応援上映…など。
特にIMAXは個人的に大好きでこれまでに何度も足を運んできましたが、本作『ライオンキング』は断トツでNo. 1です!
今回のシアター(109シネマズ 大阪エキスポシティ)が特別なこともありますが、厳選されたミュージカルシーンが1.43:1の画角まで拡大されていて、ビル6階分のスクリーン全体を埋め尽くしていたのですから…それはもう圧巻でした。
お近くに劇場がある方は、是非IMAXで。そして、“飛び出してくる”3D上映をオススメします!
【大阪】舞台挨拶レポート
2019年7月30日 大阪エキスポシティで開催された特別試写会の上映前に、日本語吹き替え版を担当されている シンバ役・賀来賢人さん、ナラ役・門山葉子さん、日本版オフィシャルソングを担当されているRIRIさんによる舞台挨拶が行われました。
大きなスクリーンを見ながら「今から作品をご覧になる皆さんが本当に羨ましい!」と何度も口にされていた賀来さん。3D上映を体験された門山さんは、「動物たちが飛び出してくるので楽しい!」と大絶賛。またRIRIさんは、開催場所の大阪について「いつも温かく迎えてくださるので、嬉しい!」とコメント。
今回の試写会は字幕版の上映だったので、公開後は日本語吹き替え版でも鑑賞したいと思います!

おすすめポイント
- 心揺さぶる“映像美”
2016年公開「ジャングル・ブック」で大自然を描き世界を驚かせたジョン・ファヴロー監督。今回は更なる最先端VR技術を駆使し、感動の映像体験へと誘ってくれます。
動物の動きはリファレス(参考資料)からシーンに合う自然な行動を引き出して集めたそう。ディズニーのテーマパーク「アニマル・キングダム」にも足を運んだとのこと!
- 音楽界の頂点を極めたキャストが送る“音楽”
字幕版キャストのドナルド・グローヴァー(シンバ役)とビヨンセ(ナラ役)が歌いあげる“愛を感じて”は感動必至!
ハンス・ジマー、レボ・M、エルトン・ジョン… OSTに記載されているアーティスト名を眺めているだけでも、その豪華さに心が震えます。
作品データ
監督/ジョン・ファブロー
声の出演/ドナルド・グローヴァー ほか
日本語吹き替え版 声の出演/賀来賢人 ほか
日本公開/2019年8月9日(金)全国ロードショー
配給/ディズニー
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