【取材レポ】大阪・関西万博で『SHOGUN 将軍』“甲冑衣装”の特別展示 8日間限定で開催

(左から)樫木藪重、吉井虎永、石堂和成の衣装
撮影:Webサイト『映画とわたし』

2025年4月13日(日)から20日(日)までの8日間、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)内のEXPO メッセ「WASSE」イベントホール南側にて『SHOGUN 将軍』の撮影時に実際に使われた甲冑と衣装(エミー賞®衣装デザイン賞受賞)が特別展示されています。さらに、会場内では『SHOGUN 将軍』第一話「按針」&メイキング映像の特別上映も実施。昨日より始まった本展示には、すでに日本のみならず世界中から多くのファンが来場し、緻密な職人技で作り上げられた兜、甲冑、打掛の迫力と美しさに魅了されています。

会場エントランス付近
特別上映のコーナー
会場内の魅力的な演出にも注目!

本記事の内容は、14日(月)に報道陣向けに開催された取材会で取材・撮影しています。

世界中で天下を獲った『SHOGUN 将軍』の甲冑衣装が日本初上陸!

『SHOGUN 将軍』は、TVドラマ界のアカデミー賞と謳われるエミー賞で歴代最多となる作品賞含む18冠を受賞。ゴールデングローブ賞では、本年度最多となる4冠を達成するなど、世界中の主要アワードを軒並み制覇。主演・プロデュースを務める真田広之はもちろん、アンナ・サワイ、浅野忠信など、日本人初となる俳優部門での受賞ラッシュで日本でも大きな話題となりました。さらに、昨年 日本のディズニープラスで最も視聴されたシリーズとして記録を打ち立て、未だにその人気は衰え知らずです。

今回、会場内で特別に展示されている衣装は、真田広之が演じた吉井虎永、浅野忠信が演じた樫木藪重、平岳大が演じた石堂和成、それぞれが着用していた兜と甲冑、そしてアンナ・サワイが演じた戸田鞠子と二階堂ふみが演じた落葉の方が着用していた打掛と、5人のメインキャラクターの豪華衣装です。

14日(月)に開催された取材会では、本作のプロデューサー・宮川絵里子氏が立ち合い、それぞれの衣装の魅力を語りました。

吉井虎永の衣装

宮川絵里子氏コメント
「長時間の撮影の中でも動きやすいように、通常であれば金属でできている部分に“皮”を使用して重さを軽くしています。さらに、今回展示されている陣羽織は、第10話で着用されたものです。富や権力を象徴する“クジャク”の羽根を一枚づつ付けたとても豪華な衣装です。」

戸田鞠子の衣装

宮川絵里子氏コメント
「今回展示されている打掛は、第8話に登場する『覚悟はできておりまする』というセリフが大変印象的なシーンで着用されていたものです。彼女を表現するのに相応しい“椿の花”を用いた、力強いデザインとなっています。」

樫木藪重の衣装

宮川絵里子氏コメント
「私も大好きな、とても強烈かつ破天荒なキャラクターです。デザイナーのカルロスも目を輝かせながら衣装を作っていました。非常におしゃれで、ロックスター的なデザインに仕上がっていますよね。黒い羽の陣羽織や、本物の馬の毛を使用した兜にも注目です。」

石堂和成の衣装

宮川絵里子氏コメント
「この衣装は、物語の序盤で着用されたものです。モダンでおしゃれ、そしてシックなデザインになっています。世界中の方々に見ていただくエンターテイメント作品としてわかりやすいように、キャラクターそれぞれのカラーコーディングにもこだわりました。石堂は、灰色やシルバーを使っています。」

落葉の方の衣装

宮川絵里子氏コメント
「こちらの打掛は、第10話に登場します。戦国時代に実際に使われていた打掛などを参考にしながら、さらにドラマチックな印象になるように丈を少し長くしたり、チームで話し合いながらデザインを作り上げていきました。」

コスチューム・デザイナーのカルロス・ロザリオと衣装チームは、細部まで研究を重ね、戦国時代を生きる各キャラクターの特色を衣装を通じて見事に表現。布地、アップリケ、糸などの選定から、配色、縫製、染色にいたるまで一つひとつの作業工程に彼らの“想い”が込められています。まさに《芸術》と呼ぶにふさわしい衣装の数々を間近で見ることができる大変貴重な機会です!シーズン2の続報が待ちきれない『SHOGUN 将軍』の世界観をたっぷりと堪能できる日本初上陸の特別展示に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

取材・撮影・文/ Maika (Webサイト『映画とわたし』)

『SHOGUN 将軍』甲冑・衣装特別展示 概要

期間4月13日(日)~20日(日) 9:30~21:00
※4月14日(月)のみ12:50~の入場
場所大阪・関西万博会場内 EXPO メッセ「WASSE」イベントホール南側
展示物撮影でキャストが実際に着用した甲冑、兜、打掛(日本初上陸)
特別上映『SHOGUN 将軍』第一話「按針」&メイキング映像
衣装監修カルロス・ロザリオ(エミー賞受賞『SHOGUN 将軍』コスチューム・デザイナー)

大阪・関西万博 チケットインフォメーション: https://www.expo2025.or.jp

『SHOGUN 将軍』概要

© 2025 Disney and its related entities

ディズニー傘下のFXが製作した『SHOGUN 将軍』
ディズニープラスで全話独占配信中

戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説“SHOGUN”が、『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスや、名優・真田広之らハリウッドの製作陣により、ディズニーが手掛けるドラマシリーズとして誕生。本作は、徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜、窮地に立たされた戦国一の武将<虎永>と、その家臣となった英国人航海士<按針>、二人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン<鞠子>。彼らが繰り広げる歴史の裏側の、壮大な“謀り事”。そして、待ち受ける大どんでん返し。日本では描ききれない、ディズニー製作による壮大で圧倒的な映像世界で贈る、陰謀と策略が渦巻く SHOGUN の座を懸けた戦国スペクタクル・ドラマシリーズ。

<『SHOGUN 将軍』 作品情報>

■エグゼクティブ・プロデューサー:ジャスティン・マークス/レイチェル・コンドウ/ミカエラ・クラベル
■監督 :第1話・第2話 ジョナサン・バン・トゥレケン/第3話 シャーロット・ブランドストーム/第4話・第5話・第9話・第10話 フレデリック・E・O・トーイ/第6話 ヒロミ・カマタ /第7話 福永荘志 /第8話 エマニュエル・オセイ=クフォー
■出演 :真田広之/コズモ・ジャーヴィス/アンナ・サワイ/浅野忠信/平岳大/西岡德馬/二階堂ふみ/阿部進之介ほか

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