『トイ・ストーリー』、『リメンバー・ミー』、昨年の夏に公開されて世界的な大ヒットを記録した『インサイド・ヘッド2』など、イマジネーションあふれるユニークな“もしもの物語”を描き、数々の心温まる感動を全世界に贈り届けてきたディズニー&ピクサー。その劇場最新作となる『星つなぎのエリオ』が、2025年8月1日(金)より劇場公開となります。
本作は、ひとりぼっちの主人公・エリオが、何光年も離れた星で、本当の居場所、大切なつながりを見つける物語を描く感動のファンタジー・ アドベンチャー。公開に先立ち、7月14日(月)に TOHOシネマズ梅田(大阪市北区)で 舞台挨拶付き特別試写会が開催され、エリオの親代わりとなる叔母・オルガ役の日本版声優を務める清野菜名さんによる舞台挨拶が本編上映前に行われました。
舞台に登壇した清野さんは「このような機会をいただけて、大阪の皆さんとこうして時間を過ごせることがとても嬉しいです。」と挨拶。すると劇場内が暗くなり、観客が星空をイメージした“光るブレスレット”を着用して手を振るサプライズ演出が行われ、清野さんは「えっ!すごい!宇宙みたい〜!ありがとう!」と感動している様子。何度も大きく手を振りながら、観客の声援に応えました。

本作は、数々の名作で観客の“心の奥”に触れてきたピクサー・アニメーション・スタジオが描く、史上最も“やさしい”感動のファンタジー・アドベンチャー。清野さんは、グロードンがエリオに『そのままの君が僕は好きだよ』と声をかけるシーンが特に印象に残っているようで「上手くやろうとか、どうしても着飾ってしまう瞬間があったりするんですけど、上手くいかない時も自分だし、なんでもそのままでいいんだって改めて思わせてくれた、本当に綺麗な言葉だなと思いました。」と自身の思いを込めて話しました。
清野さんが日本版声優をつとめるオルガは、甥・エリオとの新しい生活に奮闘しつつ、宇宙旅行士を目指す女性。もしも宇宙飛行士になったらどのようなことがしてみたいかと聞かれると、清野さんは「自分が住んでいるこの地球を、宇宙に行って俯瞰から眺めてみたいです。本当に丸いのか、青いのか…自分の目で確かめてみたいです。」と笑顔でコメントしました。

イベントの開催地である《大阪》にまつわる質問コーナーでは、ボックスの中から“好きな関西弁はありますか?”と書かれた星形フリップを引いた清野さん。満面の笑みで「知らんけど」と即答し、会場からは笑い声が上がりました。清野さんにとって普段から使いやすい言葉の一つなのだそうで「この言葉大好きです。なんでも最後につけると、責任がなくていいみたいな…。(笑)普段の会話でも“知らんけど縛り”で会話をするとものすごく盛り上がるんです!」とコメントしました。

最後に、これから映画を鑑賞する観客に対して、清野さんは「エリオとグロードン、ふたりの本当に透き通った綺麗な友情に注目して見ていただけたらなと思います。見終わった後に、家族や友達、自分のことを大切に思ってくれている存在に改めて気付かされる、心温まる素敵な作品です。皆さん最後まで楽しんでください!」と力強くコメントし、イベントは作品への期待感に包まれながら幕を下ろしました。
取材・撮影・文/ Maika (Webサイト『映画とわたし』)

作品詳細

2025年8月1日(金)
全国劇場公開
■STORY■
ひとりぼっちの少年・エリオは、一番の理解者の両親を失った寂しさを抱えて、大好きな宇宙にいつも思いを馳せていた。
「この広い世界のどこかに“本当の居場所”があるはず」
彼の切ない願いが届き、 星々の代表が集う夢のような“コミュニバース”に招かれる。そこで出会ったのは、同じように孤独なエイリアンの少年・グロードン。 「そのままの君が好きだよ」―心を通わせる彼らに迫る “星々の世界”を揺るがす脅威。 それを救うカギは、グロードンがエリオに打ち明けた“ある秘密”にあった—。
監督:マデリン・シャラフィアン(『リメンバー・ミー』)、ドミー・シー(『私ときどきレッサーパンダ』)、エイドリアン・モリーナ(『リメンバー・ミー』)
制作:メアリー・アリス・ドラム(『リメンバー・ミー』)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
日本版声優:川原瑛都(エリオ)、清野菜名(オルガ)、佐藤大空(グロードン)、松山ケンイチ(グライゴン)、野呂佳代(ウゥゥゥゥ)、渡辺直美(オーヴァ)、マユリカ・中谷(メルマック) ほか
日本版エンドソング:「リボン」 Performed by BUMP OF CHICKEN
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