2025年7月19日(土)~ 8月31日(日)の期間、グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボにて 「『木梨憲武展-TOUCH』SERENDIPITY-意味ある偶然」が開催されます。本展は、これまでの展覧会ツアーで122万人を動員した木梨憲武さんの3度目となる全国巡回展。自由な表現と鮮やかな色彩で、観る人を幸せにする「木梨憲武」らしい作品の数々はもちろん、新たな手法を用いた新作も登場します。
18日(金)、同会場にてプレス内覧会が行われ、木梨憲武さんによる囲み取材が実施されました。本記事では、その模様の一部をオリジナルレポートでお届けします。





2014年から2016年にかけて全国8会場を巡回し大きな話題を呼んだ「木梨憲武展×20years」を契機に、アーティストとして高い評価を受けた木梨さん。2018年6月、自らも得意とする“ストリートカルチャー”の発信地、イギリス・ロンドンでの個展開催を皮切りに、2度目の全国巡回となった「木梨憲武展 Timing-瞬間の光り-」では、コロナ禍を乗り越え、2022年までに全国20会場を巡りました。
本展のタイトルにある“TOUCH”について、木梨さんは「嬉しいとき、楽しいとき、阪神(の選手が)がホームランを打ったとき“TOUCH”をする、そういう喜びも含めたタイトルになっています。」とコメント。さらに「難しい作品が一つもないと思っていて。僕の趣味というか、絵日記というか、落書きというか。それも含めて、タイトルとともに表現させていただきました。」と話し、約230点の作品が並ぶ本展の見どころについて語りました。

本展では《TOUCH OK》のパネルが掲げられた作品のみ、実際に作品に手で“触る=タッチする”ことができるのも魅力の一つ。木梨さんは「ギリギリ壊さないくらいまでだったら触っていただいて、楽しんでいただければと思います!」「この画材はどこのメーカーなのかとか、『色ってこんな1回で変化するんだ』っていうのを、見て触りながら感じてもらえればと思います。」と企画について解説。
さらに「展覧会で、たとえば写真撮っちゃいけないとか、柵があるとか、触っちゃいけないとか基本的なルールはあるんですけど。もし自分だったら『これ、どうなってるんだ』と思って、ちょっと触っちゃうかもしれない。(笑) それだったら(自分の展覧会では)“触っていいですよ!”って。」と企画に至った経緯を述べた上で、木梨さんらしい自由さと親しみを込めて「根性のある方は、絵の具をすこ〜しだけつけてもらって。新作にどんどんなっていくので!」とユーモアを交えて語りました。なお、本展ではすべての展示物の写真撮影が可能となっています(※1)。
これまでの展覧会をご覧になってきた方はもちろん、本展ではじめて作品に触れる方も、ポジティブで明るい気持ちになれる「木梨憲武ワールド」に一歩足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
(※1)混雑時には鑑賞環境を守り、作品を保護するために撮影を制限させていただくことがあります。動画撮影やフラッシュ撮影は不可。三脚、一脚、自撮り棒、脚立などの撮影補助機材は使用いただけません。また撮影の際は、周囲のお客様にご配慮をお願いいたします。
本展を記念して製作された限定グッズや、個性あふれるオリジナルグッズが盛りだくさん!ぜひ、会場でお気に入りを見つけてみてください♪



本展のスペシャルメニューを提供
グランフロント大阪北館1階「CAFE Lab.」(カフェラボ)では、本展の開催を記念したスペシャルメニュー全5種が登場!富士山に見立てた“カレーライス”に2種のソースをかけて、購入者が各々作品を完成させる「Mt. FUJI-3Dカレーライス」をはじめ、色彩豊かな作品「MOVE」や「感謝」を それぞれいちごミルクとソーダで表現したドリンク、「REACH OUT」のスタイリッシュさをデザートプレートで表現した一品など、見た目も味も楽しめるオリジナルメニューとなっています。

取材・撮影・文/ Maika (『映画とわたし』)
開催概要
「木梨憲武展-TOUCH」
SERENDIPITY-意味ある偶然
会期 | 2025年7月19日(土)~8月31日(日) 会期中無休 |
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会場 | グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ (大阪府大阪市北区大深町3-1) |
開館時間 | 10:00~18:00 ※最終入場は閉館時間の30分前まで |
★チケットに関する詳細は、公式ホームページをご覧ください。
主催/産経新聞社、読売テレビ
特別協力/一般財団法人 木梨財団
協賛/DNP大日本印刷
協力/アートトランジット、ナレッジキャピタル