2024年12月3日(火)~ 2025年1月19日(日)の期間、渋谷ヒカリエのヒカリエホールにて「グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ」が開催されます。
19世紀末から20世紀初頭にかけてパリで活躍した画家、アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)。アール・ヌーヴォーの代表的存在であるミュシャの作品は、世界中のアーティストにインスピレーションを与え、今なお人々を魅了し続けています。 本展は、偉大な芸術家ミュシャが生涯にわたり創作した傑作を、高解像度のプロジェクションを通してイマーシブならではの空間で堪能できる新感覚の没入体験型展覧会です。
展覧会アンバサダー・塩野瑛久さんが語る、本展の魅力
開幕前日となる2日(月)に、ヒカリエホールにて開幕セレモニーが行われ、本展の展覧会アンバサダーをつとめる塩野瑛久さんが登壇しました。
スカートを用いた特別な衣装で登場した塩野さんは「先ほど会場で写真を撮っていただいたんですけど、本当に世界観がマッチしていて。僕自身のテンションが上がりました。」と笑顔でコメント。実際にイマーシブ映像を体験した感想を聞かれると「まさに 一言で言うと、感動しましたね。会場で実際に見ると、本当に没入感が凄まじいというか。(パリの会場と比べて)ヒカリエホールでは 壁や床材などにもこだわっていて、より没入感が高まっていると思いました。皆さんに、絶対に来ていただきたいですね!」と本展の魅力を語りました。
以前よりミュシャの作品が好きだったという塩野さんは「どこか平面的なんですけども、とても力強いインパクトがあって、印象に残る絵だなと思っていて。(本展の映像には)ミュシャの特徴である“女性”、そして“花”などの絵が徐々に重なっていく映像ならではの演出がさらに没入感を高めているように思いますね。」と深く感動している様子。さらに「大画面なので細かいところがよく見えますし、映像とは思えないほどの臨場感だったり、くっきりした曲線の描き方なども楽しめる空間になっています。」とコメントしました。
本展ではイマーシブ映像のほかに、ミュシャの人生、画業、後世への影響などを学術的な視点と多彩な演出で紹介する展示が楽しめるのも魅力の一つ。塩野さんは「お花の香りだったりとか、ミュシャのアトリエをイメージした香りだったりとか、それぞれのブースに没入できるような“香り”が楽しめます。」と話し、非日常空間が味わえる本展ならではの演出をアピール。
さらに、没入体験型展覧会にちなみ、塩野さんがこれからどっぷり“没入”したいことを聞かれると「アートに触れてみたいなと思います。去年あたりに、テクスチャーアートに挑戦しようと思ったんですけど、今年なかなかできなかったので…自分の感性だったり、感覚とかそういったものを養う時間も作っていきたいと思っています。」とコメントしました。
《ジョブ》
煙草の宣伝ポスターでもある《ジョブ》は、数あるミュシャの作品のなかでも塩野さんにとって特に印象的だったそうで「好きだなって思っていたら、僕の大好きなアニメ『アーケイン』の名シーンは《ジョブ》からインスパイアされたということをたまたま知って驚きました。ミュシャのアーティストへの影響の大きさを改めて感じました。」と話しました。
取材・写真・文/ Maika (Webサイト『映画とわたし』)
開催概要
グラン・パレ・イマーシブ
永遠のミュシャ
公演日 | 2024年12月3日(火)~ 2025年1月19日(日) ※休館日:12月19日(木)、1月1日(水・祝) |
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営業時間 | 11:00~20:00(最終入場は19:30まで) ※12月31日(火)のみ18:00まで(最終入場は17:30まで) |
会 場 | ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F) |
会期中すべての日程で【オンラインによる事前予約】が可能です。
ご予約なしでもご入場いただけますが、混雑時にはお待ちいただく場合がございます。
鑑賞券に関する詳細は、公式ホームページをご覧ください。
主催:Bunkamura、グラン・パレ・イマーシブ、ミュシャ財団、テレビ東京、日本経済新聞社、BSテレビ東京
協賛・協力等:[後援]在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、チェコ共和国大使館、チェコセンター東京、J-WAVE
[協力]テモアン
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