WEST.の7人全員が主演をつとめる映画『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』が2025年5月2日(金)に劇場公開となりました。本作の大ヒットを記念して、23日(金)に大阪ステーションシティシネマ(大阪市北区)にて<大ヒット舞台挨拶、やらせてもろてます。大阪凱旋イベント>が開催され、WEST.の重岡大毅さん、桐山照史さん、中間淳太さん、藤井流星さん、濵田崇裕さん、そして瑠東東一郎監督が登壇しました。本記事では、イベントの模様の一部をお届けします。
全国約200の映画館で、ライブビューイング中継を実施!

本作は、クセ強キャラクターたちが織りなす、笑いあり、人情ありのスラップスティックなアクション・コメディ。絶大な人気を誇るWEST.全員が主演をつとめる、結成11年目に向けた集大成の作品です。この日のイベントは、全国約200館でライブビューイング中継が行われました。
重岡大毅さん(陽一郎役)は「どうも皆さん!ライブビューイングでご覧の皆さんも、見てる〜?」と大きく手を振りながら挨拶。桐山照史さん(宴役)は「来てくれてありがとうございます!見てくれてありがとうございます!」とコメントし、中間淳太さん(ジン役)は「ジン役の“中間ジン太”です。」と役名にちなんだユニークな挨拶で観客を沸かせました。
藤井流星さん(チャラ役)は「全国の皆さん、元気ですか〜?盛り上がっていきましょう!」と会場を盛り上げ、濵田崇裕さん(詳敷役)は「皆さん、今日はわざわざ劇場に足を運んでいただき、ありがとうございます。そして、ライブビューイングの皆さま、仕事終わって見にきたのかな?ありがとうございます!」とコメント。さらに、イベントの会場となった大阪ステーションシティシネマは、本作の興行収入が全国第1位の劇場ということで「やっぱ大阪やね!」「大阪ってことが嬉しいですよね。」と、観客と一緒に喜びを共有しました。
監督とWEST.のメンバーの“親交の深さ”が垣間見られるエピソードを披露!
本作は、大阪市中央公会堂をはじめ、大阪を代表するスポットが登場することでも話題に。桐山さんは「俺と崇裕と神ちゃん(神山智洋)で、土手で朝イチに撮影してたら、向こうからランニングしてるおじさんがわーって走ってきて『おはようございますっ!』って言われて。(笑)…これ、撮影してるのわかるやん!?おもろかったよね。」と、濱田さんとともに大阪ならではのエピソードを披露しました。
さらに、本作は約1ヶ月間の撮影を経て、公開まで非常にタイトなスケジュールで行われたそうで、重岡さんは「撮り終わってから、編集作業のときに瑠東監督とお会いしたんですよ。めっちゃ忙しかったんでしょうね…もう、目がなんかもう“キンメダイ”みたいな。ゼラチン質な感じになっていました。(笑)」と当時を振り返り、会場は笑いの渦に包まれました。

WEST.のメンバーとは、15年前から付き合いのある瑠東監督は「WEST.は、“違うとこ”と“違わないとこ”がすごいというか。現場とか、もう一生“中二”なんですよ、マジで。(笑)しょうもない話でゲラゲラ笑って。でもバチっと決めるんですよね。(少年時代から)積み上げてきた部分が分厚くて、オーラとか自信とか…。」と大絶賛!トーク中は、さまざまなエピソードが飛び出し、瑠東監督とWEST.のメンバーの親交の深さが垣間見られる貴重な時間となりました。
主題歌「ウェッサイソウル!」への想いと、メンバーからのコメント
本作の主題歌は、WEST.の「ウェッサイソウル!」(ELOV-Label) で、トータス松本さんが作詞・作曲を、ウルフルズがサウンドプロデュースを担当しました。メンバーは、主題歌が決まった時のことを振り返りながら「めっちゃ嬉しかった!」「大阪の大先輩のアーティストで、めっちゃ聴いてたもん!めっちゃカラオケで歌ってたもん!」と次々にコメントを寄せました。
藤井さんが「シゲは、地方のライブにも実際に足運んでたくらいやから。」と話題を振り、中間さんは「デモテープもトータスさんが歌ってくださってて。それを聴いて僕ら全員で『めっちゃウルフルズやん!』って。」と話すと、重岡さんは「撮影が終わってからYouTubeでご一緒させてもらって、楽曲の誕生秘話を聞きました。『自分たちウルフルズが、WEST.くらいの年代やったら絶対歌いたかったなという曲を書かせてもらった。』って言ってくださったんです。」と喜びを噛み締めながら話しました。


最後に、重岡さんは「(映画を通して)皆さんに、WEST.っていうのを感じていただけることが、僕のなかでキラキラ輝いていて。これからのWEST.も楽しみにしていただけるように頑張ります!」と挨拶。桐山さんは「今日は、小瀧と神山がお仕事の都合で来られへんかったけど、いろんなところで個々にも頑張っているなかで、昔からお世話になっている瑠東監督に撮ってもらって。役を通してですけど、WEST.がぎゅっと詰まった映画になっていますので、もっともっと見ていただけたら嬉しいです。」と熱くコメントしました。
中間さんは「WEST.でいるときも、僕ずっと青春を感じてて。年齢問わずに、みんなでいる時間が本当に楽しいなって。また7人で(映画の撮影が)できたらいいなと思います。皆さんにも、この作品をたくさん愛してほしいなと思います。」と話し、藤井さんは「久しぶりに7人でお芝居をやることになって。お芝居も賑やかでしたけど、裏でも賑やかな楽しい空間が作れるってほんまにいいことだなと思いました。縁が回り回って、(映画として)形にできたことが本当に嬉しかったです。」と喜びを語りました。
濵田さんは「今となっては、家でいろいろ見れる時代ですからね。わざわざ足を運んでもらって、ほんまに嬉しいです。映画館って来たあとね、帰る時にちょっとなんか違う気分になるんですね、僕は。そういうのを感じ取って帰ってくれたら嬉しいなと思います。」と締めくくり、約30分間にわたるイベントは大きな盛り上がりと作品への愛に包まれながら幕を下ろしました。
取材・撮影・文/ Maika (Webサイト『映画とわたし』)
作品詳細
『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』
●STORY●
複合商業施設建設のため、さびれたシャッター商店街を取り壊すよう社長から指令を受けた阿川建設の裏社員。しかし、ライバル社の川端建設も同じ目的で裏社員を商店街に潜入させていた。ターゲットは商店街の会長。裏社員vs裏社員で火花を散らし、それぞれが先んじようとするも、なぜか動けば動くほど商店街の住人たちに愛されてしまう裏社員たち。一方、潰れかけの商店街には、立て直しを図ろうとする熱血漢や、謎多き訳あり男、その二人に恋心を抱かせる幼馴染や婚約者らも現れて…。それぞれの背景の中、商店街で出会った者たちが騙し合い、手を組み、交差していくー。最後はどんでん返し?はたまた大オチ!? 物語は予想外の展開へ!!
大ヒット公開中!
監督:瑠東東一郎
脚本:我人祥太、モラル
制作:松竹撮影所
配給:松竹
主演:WEST.(重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濵田崇裕、小瀧望)
出演:恒松祐里 森香澄 剛力彩芽 / 藤原紀香 竹中直人 ほか
主題歌:WEST.「ウェッサイソウル!」(ELOV-Label) 作詞・作曲:トータス松本 サウンドプロデュース:ウルフルズ
©2025「裏社員。-スパイやらせてもろてます‐」製作委員会