【取材レポ】UVERworldが大阪での舞台挨拶に登場！結成25周年、メジャーデビュー20周年を記念した映画を公開

2025年12月19日

12月18日（木）、T・ジョイ梅田（大阪市北区）にて『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』の公開記念舞台挨拶が行われ、ロックバンド・UVERworldのメンバー6人が登壇しました。本記事では、イベントの模様の一部をお届けします。

本作は、UVERworldの結成25周年とデビュー20周年を記念したドキュメンタリー・ライブフィルム。この日のイベントは “声出しOK”の応援上映として開催され、通常上映とは異なりタオルやペンライトなどの応援グッズを持ち込んで、歓声、応援、声出し、曲に合わせた手拍子、振り付け、拍手が可能な特別なスタイルで実施。さらに、舞台挨拶の模様は全国の映画館でライブビューイング中継が行われました。

司会をつとめた大抜卓人さんが「すごい作品を残してくれたメンバーに『ありがとう』の気持ちを込めて、スタンディングで迎えるってどうでしょうか。」と会場に集まったファンに提案。メンバー6人が登場すると、まるでライブ会場のように盛大な拍手に包まれました。TAKUYA∞さんは「皆さん、今日はありがとうございます。僕はまだ映画を見れてないですけど、楽しんでもらえたらなと思っています。」と挨拶し、克哉さんは「東京でも（舞台挨拶を）やらせていただいていたんですけど、関西でもこうやって見に来ていただけるのは嬉しいですね。」とコメントしました。

大抜さんの「熱狂に包まれた（上映後の）会場はどうですか？」という質問に対して、彰さんは「そうですね、空調が効いてて大丈夫です。」と話し、信人さんは会場を見渡しながら「よろしくお願いします。」と挨拶。真太郎さんは「なんで（席を）立ってたん？みんな（笑）」と笑いを誘い、誠果さんは「入ってきた時に、すっごいおいしそうな匂いがしてたんですよ。（ポップコーンなど）食べながら映画を楽しんでるなって愛おしく思いましたね。」と笑顔で話しました。

6年ぶりの東京ドーム公演「UVERworld LIVE “EPIPHANY” at TOKYO DOME」のライブ映像を軸に、音楽に誠実に向き合い続ける彼らの姿を描く本作。TAKUYA∞さんは「気持ちっていろいろ変わっていくし、忘れていくものじゃないですか。これから10年後、 20年後にまたこの気持ちに立ち戻れるような作品を、いいカメラでしっかりとオンもオフもおさめてくれて、それを作品にしてもらえるって聞いた時はありがたいなと思いましたね。」と映画化のオファーが来たときの心境を語りました。

さらに、本作はオーストラリアでの新撮映像を交え、彼らの“すべて”を映し出すドキュメンタリーの要素も見どころの一つ。誠果さんは、オーストラリアでの食事のシーンについて「めちゃくちゃ普通に会話してました。合間にああいうシーンがあるので、“Crew”の方に楽しんでいただけたかなと思います。」とコメント。真太郎さんは「もちろん撮影はあるけど、まぁなんかラッキーみたいな感じで。すごく楽しかったです。オーストラリアのスタッフの方たちも一生懸命やってくれてありがたいなと思ったし、いいものを撮りたいという気持ちでした。」と振り返りました。

UVERworldは、楽曲を通じて “諦めない”“信じぬく”という信念、そして未来への決意を体現し、彼らの生き様そのものに強く共感する根強いファンと、多くの若者たちを惹き付けてやみません。彰さんは「責任重大だなと思いますけど、僕にとってもUVERworldの曲で人生変わったところがあるので。（UVERworldの曲と出会って）人生が変わった人の気持ちはすごくわかるし、素晴らしいことだと思います。」と話しました。信人さんは、バンド結成当時に使っていた楽器を演奏するシーンについて「メンバーを見るとキュンときましたね。このギター弾いてる、ドラムしてるとか。それがでっかい箱で鳴ってるのが感動的でした。」とコメント。誠果さんがサックスとの出会いについて話すと、克哉さんが「音が出て喜んでたもんな！」とツッコミを入れる一幕もありました。

本作は、現在公開中の2D版上映に加え、12月26日（金）よりSCREENX、4DX、ULTRA 4DXでの上映が予定されています。新世代の上映システムやエフェクトの数々に、TAKUYA∞さんは「ミストとか香り、何なんですか？（笑）どんな香り？」と興味津々。真太郎さんは「オーストラリアのあのシーンは、雨でびしょ濡れになりますよ。」と話し、会場を沸かせました。最後に、TAKUYA∞さんが「もう発表されている来年の予定もありますが、まだまだ楽しいイベントがあります。来年もこれからもずっと、UVERworldを楽しみにしていてください！」と力強く挨拶し、イベントは幕を下ろしました。

取材・撮影・文／ Maika (Webサイト『映画とわたし』)