タカラヅカの“衣装”にスポットを当てた特別展「華麗なる宝塚歌劇衣装の世界」開会式・内覧会レポート【神戸ファッション美術館 / 兵庫県】

2022年4月16日(土)から6月12日(日)まで、神戸ファッション美術館で開催されている特別展「華麗なる宝塚歌劇衣装の世界」。

本展は、神戸ファッション美術館の開館25周年を記念した特別展。宝塚歌劇の衣装にスポットを当て、華麗な舞台を支えるドレス、帽子や靴、デザイン画など約120点が展示されています。
これまで開催されてきた宝塚歌劇の展覧会で、衣装に特化した大規模展示は今回が初の試みとなります。

開催に先駆けて、15日(金)に開会式と内覧会が行われました。
会場で撮影したお写真とともに、展覧会の見どころをご紹介します！

ようこそ、エンターテイメント溢れる宝塚歌劇の世界へ

会場は、宝塚歌劇の紹介から衣装展示、撮影スポットまで、全5章で構成されています。

１章「宝塚歌劇の世界へようこそ」では、華麗な舞台を彩るキーワード「燕尾服」「デュエットダンス」「ロケット」「カンカン」「スパンコール」の衣装を中心に、宝塚歌劇ならではのゴージャスで熱い夢の世界の魅力に迫ります。

2章「宝塚歌劇を彩る衣装の世界」では、宝塚歌劇の歴史・変遷をファッション・衣装という切り口で展示。舞台を支える衣装デザイナーの紹介をはじめ、プロフェッショナルな技術を垣間見ることができるコーナーです。

中でも、兵庫県を代表する世界的ファッションデザイナー コシノヒロコ氏と高田賢三氏がデザインした衣装が一堂に会するのは、今回が初めてとなります。本展覧会用に公開された描き下ろしイラストもお見逃しなく！

3章「原作とタカラヅカ」では、『ベルサイユのばら』などのアニメ・漫画・ゲーム・映画を原作とした作品の衣装を展示。その圧倒的な再現性と高い技術を間近で鑑賞することができます。

また、4章「地球を旅する舞台衣装の世界」では、和服をはじめ中国、インド、欧州、北米、南米など世界中の地域をテーマにした作品から、代表的な衣装を厳選して紹介。
宝塚大劇場の施設内にある撮影スタジオ「Salon de Takarazuka ステージスタジオ」で大人気のドレスも展示されています。

そして、Epilogue「宝塚歌劇フィナーレの世界」では、各組の最新公演ポスターやフィナーレで使用される小道具のシャンシャン(16種類)、またシアターコーナーでゆっくりと映像を楽しむことができます。

写真撮影可能スペースでは、花・月・雪・星・宙の各組紹介と、豪華な大羽根衣装を背景に記念撮影をお楽しみいただけますよ♪

宝塚歌劇を心から愛する方々はもちろん、これから観劇してみようと興味を抱いている方まで、沢山の方に楽しんでいただける特別な展覧会です。
個性豊かで幅広いジャンルの衣装を通して、是非“タカラヅカの衣装”の奥深さをご体感ください！

開催概要

主催： 神戸ファッション美術館、神戸新聞社、毎日新聞社
後援： サンテレビジョン、ラジオ関西
協力： 阪急電鉄株式会社、宝塚歌劇団、株式会社宝塚クリエイティブアーツ、株式会社宝塚舞台
バナー協力： 大阪樟蔭女子大学

※チケット関連等の情報は、公式サイトにてご確認ください。
※新型コロナウイルス感染拡大の影響で会期や開館時間等が変更となる場合があります。

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