【試写レビュー】『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』吹替版 / 見どころ満載の超音速バトル!

© 2024 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.

映画『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』が 2024年12月27日(金) より全国公開となります。日本を代表する世界的ゲームクリエイター【セガ】が生んだ、世界的キャラクターソニック。その人気キャラを主人公にした映画『ソニック・ザ・ヘッジホッグ (原題)』のシリーズ第3作目となる今作は、原作でも絶大な人気を誇る闇のダークヒーローシャドウが初登場し、日本を舞台に繰り広げられる超音速のバトルを描きます。

公開に先立ち、『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』(2D 吹替版)の試写会が開催されました。本記事では、作品の見どころやポイントをお届けします。

冒険の舞台が、ついにソニックの母国である日本へ!

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東京湾沿岸に浮かぶ孤島に幽閉されていた闇のダークヒーローシャドウが長い眠りから目覚め、施設を破壊し、日本を象徴するランドマーク・シティ【東京・渋谷】の街に降臨ー。世界の危機を救うため派遣されたソニックとテイルス、ナックルズの「チームソニック」は、スクランブル交差点の真ん中でシャドウと激突します。ネオンで彩られた夜の渋谷の街を背景に繰り広げられる、シリーズ最高峰の超音速のアクションは必見です!

「オレたちが世界を守る」
チームソニック
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超音速で走る青きハリネズミのソニック。ソニックの相棒である、2本のシッポを持つ子ギツネのテイルス。そして、赤いハリモグラの戦士ナックルズは、かつてソニックと激闘を繰り広げましたが、今では良きライバルに。前作での激闘を経て、彼らは「チームソニック」として熱い友情で結ばれています。

ソニックたちは人間でこそないものの、仲間、家族とのつながりや穏やかな日々を求めて暮らしています。その心の旅路には 私たち観客も強く共感できる部分があり、さらにスクリーンでは愉快で心がワクワクするようなたくさんのドラマが繰り広げられます。

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ソニックの吹替は、中川大志さんが続投。中川さん演じる元気ハツラツのソニックが、ユーモア全開でスクリーンに帰ってきます!本作では、仲間を想いながら熱いバトルを繰り広げるソニック。物語のなかで協調性に悩む様子も浮き彫りになりますが、その心境の変化を繊細かつ力強く、見事に声を通して表現しています。

シャドウとは何者!?
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今作が映画初登場となるシャドウは、ソニックと瓜二つの姿をもつ黒きハリネズミ。世紀の天才科学者・プロフェッサージェラルドによって生み出された究極生命体で、目的のためには手段を選ばない、危ういまでの純粋さを持っています。シリーズ最新作では、ソニックですらひるみ、簡単に打ち負かされてしまう対戦相手を求めていた製作陣。ファウラー監督をはじめ、“今こそシャドウの出番だ!”と、全員一致で出演が決まったのだそう。

ゲームに登場して以来、高い人気を誇ってきたシャドウ。複雑な事情を背負ったまま何十年も孤立した末に、ふとしたことで蘇り、復讐に燃えることとなります。吹替版は、“声優界の帝王”森川智之さんが務めます。
映画では、シャドウがたどってきた軌跡を振り返るとともに、魅力的なキャラクター像が映像と声を通して奥深くまで描かれています。

まさかの共闘!?
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ソニックを捕らえようと、何度も現れては敗れ、その度に復讐を誓う悪の天才科学者ドクター・ロボトニック。もう一人の主役と言っても過言ではない、この強烈でユニークなキャラクターを演じるのは、『マスク』でコメディ俳優としての人気を確立したジム・キャリー

そもそもなぜロボトニックは、あんなにもスーパー・ヴィランなのか。本作では、その答えを“家族”というテーマを軸に紐解きます。さらに、本作ではロボトニックがソニックとともにシャドウに立ち向かう…!?新たな展開も見どころです。

ジム・キャリーが一人二役!?
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本作では、ロボトニックに負けず劣らず怪しい110歳の祖父ジェラルドが登場!その正体は、世紀の天才科学者・プロフェッサージェラルドで、シャドウを操る張本人です。

ロボトニックを演じる あのジム・キャリー相手に、いったい誰が祖父の役を演じられよう…。その解決策として「ジム自身に二役を演じてもらうことにしたんです」とファウラー監督は振り返ります。衣装は、エレノア・ベイカーが二役分をデザイン。メイクは、『哀れなるものたち』をはじめ、アカデミー賞® 3度受賞のメイクアップ・アーティストマーク・クーリエが3時間かけて特殊メイクを施し、ジェラルドに命が吹き込まれました。

ジム・キャリーが二役を演じているということを思わず忘れてしまうほど、ジェラルドは完璧な新キャラクター。吹替版では、ロボトニックとジェラルドの二役を山寺宏一さんが演じ、ジムの怪演を見事に体現しています!

文/ Maika (Webサイト『映画とわたし』)

作品詳細

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2024年12月27日(金)
全国劇場公開

■監督:ジェフ・ファウラー
■製作:ニール・モリッツ(『ワイルド・スピード』シリーズ)、トビー・アッシャー、中原徹(セガ)、奥野仁
■出演:ベン・シュワルツ/声、キアヌ・リーブス/声(『ジョン・ウィック』シリーズ、『マトリックス』シリーズ、『スピード』)、イドリス・エルバ/声(『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』、『マイティ・ソー』シリーズ)、ジェームズ・マースデン(『X-MEN』シリーズ)、ジム・キャリー(『マスク』『トゥルーマンショー』) 他
■原題:Sonic The Hedgehog 3
■配給:東和ピクチャーズ

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この記事を書いた人

【取材、撮影、記事作成など、Webサイト『映画とわたし』に関わる全てのことを担当】

兵庫県神戸市出身、関西大学卒業。大学在学中にシンガーとして音楽活動を開始。CDリリースや数々のアーティストのバックコーラスを経て、ディズニー映画『美女と野獣』の日本語版デュエットソングDAMガイドボーカル(第一興商)を務める。卒業後は、関西のマスメディアで業務に携わり、2019年には神戸のラジオブースでパーソナリティとして活動。
2022年には、阪神百貨店で開催されたバレンタイン催事のイメージソング『Strawberry』を制作。Webメディア『映画とわたし』の運営を中心に、記事掲載や写真・動画撮影、音楽を通してモノやコトの魅力を発信中。