【取材レポ】櫻井翔、阿部亮平、川島如恵留がプーさんと共演!「森のおはなし会」で語った心温まるエピソード

(左から)阿部亮平さん、ピグレット、櫻井翔さん、プー、川島如恵留さん
撮影:『映画とわたし』編集部

1926年にA.A.ミルンによる児童小説『クマのプーさん』が出版されて以来、時代や世代を超えて世界中で愛されてきた「くまのプーさん」。原作デビュー100周年を記念してスタートした<プーさんタイム>プロジェクトは、忙しい毎日の中で少し立ち止まり、自分らしい時間を過ごすための取り組みです。プーさんが伝えてきた価値観を、現代の日常に取り入れることを提案しています。

10月12日(月・祝)には、<プーさんタイム>スペシャルアンバサダーをつとめる櫻井翔さん、Snow Manの阿部亮平さん、Travis Japanの川島如恵留さんによる「森のおはなし会」が開催されました。会場に集まったファンとともに、<プーさんタイム>を楽しみながら心温まるひとときを過ごした3人。本記事では、イベントの模様の一部をお届けします。

「くまのプーさん」の物語の舞台である「100エーカーの森」では、時間がのんびりと流れています。プーさんにとって「何もしない」というのは、とても素敵なこと。ちょっと立ち止まってゆっくり過ごしていると、素敵な何かがこちらにやってきてくれるのです。

そんな物語の世界を感じられる会場に、プーさんとピグレットがサプライズ登場!続いて、櫻井さん、阿部さん、川島さんが姿を見せると、プーさんとピグレットから3人に赤い風船がプレゼントされ、会場は温かな雰囲気に包まれました。

3人が語る、プーさんとの思い出

トークセッションでは、プーさんとの思い出や、作品への思いに話が及びました。

櫻井さんは、以前訪れたプーさんの展覧会について「ものすごい人気で!いろんなプーさんのグッズを持っている老若男女の皆さんが足を運んでいて、プーさんの人気の幅広さと奥深さを感じたところでした」と振り返りました。また、映画を通して“何もしないをする”という言葉に出会ったことにも触れ「僕はどちらかというとタスクを決めて、それをこなしていきたいタイプの人間だったんですけれども、その作品、その言葉に出会って、何もしないという時間の豊かさを知りました」と自身の変化についても明かしました。

阿部さんは、物心がついた頃からプーさんの映像作品や短編アニメーションに親しんでいたそうで、<プーさんタイム>スペシャルアンバサダーとして実際にプーさんと対面した感想について「もうただただ、あの柔らかそうなお腹に飛び込みたい、本当に!」と笑顔を見せました。また、大人になってから改めて作品を見返した際には「子どもの時に感じていたものとはまた別の見方ができるというか、新しい発見がどんどん見つかりました。大人になっても忘れちゃいけないものが詰まっているんだなっていうのを、すごく感じましたね」と作品の魅力を伝えました。

川島さんは「ついこの間、お母さんから『如恵留、そういえば昔プーさんのハンドタオル使ってたんだよ』って。え、そうだったの?って。それぐらい自分の身近な存在だったんだなっていう思い出です」と幼少期のエピソードを披露。さらに、プーさんの原作デビュー100周年にあたる10月14日は、川島さんがオーディションを受けた記念日でもあるそうで「僕、10月14日がアイドルになった日なんですよ。オーディションを受けたのがその日なんです。僕はもうすぐ19歳のアイドル。プーさんは100歳の世界的アイドルということで、大先輩です。こういうところでもシンパシーを感じられて、とても幸せです」と喜びをにじませました。

忙しい毎日に取り入れたい<プーさんタイム>

続いて、普段の生活の中で実践している<プーさんタイム>へと話題が移りました。

櫻井さんは、前日に電車で移動していた際のエピソードを紹介。「機種変更に伴う僕のミスで、移動中に全くスマートフォンが触れなかったんですね。これは今こそ“何もしないをする”。これだと思って!」と力強くコメント。普段は移動中に調べ物をしたり、何かを見たりしてしまうそうですが、その日は流れゆく車窓をずっと眺めていたといいます。

すると、建物の屋上にあるプールや、これまで気づかなかった商業施設など、さまざまな発見があったそうで「だんだんそうやって見えてくる時間を楽しみ始めるというか。果たして自分は何個商業施設を発見できるのか、みたいなテーマを持ちながら動いてみたりとか。この時点で“何もしないをする”が破綻しているんですけど(笑)日常でついやってしまいがちなことから離れるっていうことも、一つの“何もしないをする”なのかなと思いました。窓の外の景色を見るだけではありましたけど、すごく新鮮で豊かな時間でしたね」と語りました。

このエピソードを聞いた阿部さんと川島さんは、櫻井さんが電車に乗ることに驚いた様子。「翔くん、電車乗るんですね!」と尋ねると、櫻井さんは「めちゃめちゃ乗ってますよ。昨日は湘南新宿ラインも乗りました」と返し、会場からも驚きの声が上がりました。

櫻井翔さん

阿部さんは、Snow Manのライブに向けてリハーサルが本格化していることから「今こそ<プーさんタイム>だなと。“何もしないをする”という時間を作りたいなと思うんです」とコメント。忙しい毎日の中、なかなか時間が取れない人に向けて「空を見上げる時間がちょっとあるだけでも、それは<プーさんタイム>になり得るんじゃないかなと思いますね」と語りました。

また、アンバサダー就任後に映画『プーと大人になった僕』を見返したという阿部さん。劇中で“何もしないをする”というエピソードが登場したすぐ後に、クリストファー・ロビンが学校で『集中するように』と注意される場面が描かれていることに注目したそうです。「すごく対照的なシーンで。あ、つまり“何もしないをする”っていうのは、自分で意図的に集中していない時間なんじゃないかなっていうのも、また一つ気づきまして。人それぞれに、その隙間みたいなものがたくさん見つかると思うので、そういうところを<プーさんタイム>に充ててほしいなって改めて思いました」と呼びかけました。

川島さんは、現在出演している舞台でのエピソードとして「喉のケアのために蜂蜜をとるんですけど、これは普通にプーさんです」と話すと、すかさず櫻井さんと阿部さんから「違う、違う。喉のケアです」とツッコミが入り、会場は和やかな雰囲気に包まれました。そんな川島さんが、誰でも実践できるおすすめの<プーさんタイム>として紹介したのは、就寝10分前からスマートフォンなどを手放すこと。「これね、本当に良質な睡眠につながりますし、一回自分と向き合う時間にもなるし、入眠までの緩やかなペースを作れるので、忙しい方にこそおすすめです。ぜひやってみてほしいですね」と提案しました。

ファンからのお便りに3人が回答!

イベントでは、会場に集まったファンから寄せられたお便りに、3人が答えるコーナーも行われました。

はじめに、櫻井さんへ寄せられたのは「皆さんがテレビに出ていると、ついやるべきことを全部後回しにして見てしまいます。これも立派な<プーさんタイム>と思っていいですか? “何もしないをする”を成功させるコツを教えてください」という質問。櫻井さんは「これはもうありがたい限りですね」と笑顔で応じました。さらに、そのコツについては、とある喫茶店でのエピソードを紹介しながら「決めすぎないってことがポイントだと思います。なんとなくコーヒーを飲みたいなということは決めてたんですけど、結果的にその時目に留まったものを大切にして、最終的にレモンソーダに出会ったわけなんです。“何もしないをする”って0か100っていうことじゃなくて、ちょっとだけ決めておく、あるいはちょっとしか決めないみたいなことが大切なのかな」と語りました。

続いて阿部さんには「夢を叶えるために勉強を頑張っているものの、周囲と比べて焦ってしまいます」という悩みが寄せられました。阿部さんは「周りと比べて自分ができていないように感じている時点で、もうすでに俯瞰で自分のことを見られていると思うんですよ。その時点でもう、周りより一歩先に進めているんじゃないかなっていうのは一つ感じていますね」と励ましました。さらに「だったら自分がやるべきことは?っていうのは、自ずと見えてくるんじゃないかなと。周りは周り、自分は自分。しっかり広い視野を持って取り組んでいただけたら、きっといい未来が見られるんじゃないかなと思います」とエールを送りました。

川島さんには「時間をうまく使う方法があったら知りたいです」という質問が。すると川島さんは「僕、1日72時間あるんですけど」と冗談交じりに回答。続けて「自分には時間がいっぱいあるぞと思うことが大事だなって思って。これだけ余裕があるんだよっていうのを自分に言い聞かせてコントロールすることで、時間をたっぷり使えるようになるっていうのが僕の考えです。1日72時間あるぜ!くらい、おおらかな気持ちでいろんなものに向き合っていく。“た(T)っぷり時(J)間がある”」と“TJポーズ”をしながら呼びかけました。

「頑張ったね。そのままでいいんだよ」3人からファンへ贈る言葉

最後のお便りは、仕事や学校、家事、推し活など、毎日頑張っているけれど、自分を褒めることが苦手だというファンからの相談。「この機会に、それぞれのファンに向けて褒め言葉をください」というリクエストに、会場からは大きな歓声が上がりました。

まず櫻井さんは「お仕事、家事、推し活。すごいね!」と語りかけましたが、照れくさそうに「ちょっと待って。もう一回やらせて!」と仕切り直す場面も。改めて「ほんの少しの一歩でも、ほんの少しの頑張り、踏ん張りでも、大きなことかなと思っています。それぞれの日々の頑張りっていうのが、自分にとっても励みになっている部分が多くあると思います。これからもよろしくお願いします」とメッセージを送りました。

続いて阿部さんは、その場で立ち上がり、ファンに向けて「頑張ったね。そのままでいいんだよ」と優しく語りかけ、頭をポンポンするようなしぐさを披露。会場から大きな歓声が上がると、川島さんは「“100エーカーの森”が紅葉してますね!」、櫻井さんも「後ろにいてキュンとしたもんな」とコメントし、会場はさらに盛り上がりました。

阿部亮平さん

そして川島さんは、普段からTravis Japanのライブでも伝えているというメッセージを紹介。「本当に今日も生きててくれてありがとう。生きてるだけで本当に偉いよ。大変なことがたくさんあっても、生きててくれればそれでOK」と優しく呼びかけました。会場には涙を拭うファンの姿も見られ、3人それぞれの言葉が心に響くひとときとなりました。

川島如恵留さん

会場には、3人それぞれのぬいぐるみと一緒にプーさんのぬいぐるみを持参しているファンも多く、櫻井さんは「プーさんと同じくらい愛していただいて、とても嬉しく感じているところです」と感謝の気持ちを述べました。最後に「<プーさんタイム>のアンバサダーとして、これからも皆さんに“何もしないをする”時間の大切さだったり、尊さだったり、豊かさだったりをお伝えできたらなと思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします!」と締めくくり、やさしさとあたたかさに包まれながらイベントは幕を下ろしました。

取材・撮影・文/ Maika (『映画とわたし』編集部)

「くまのプーさん」原作100周年記念プロジェクト <プーさんタイム>

© Disney. Based on the “Winnie the Pooh” works by A.A. Milne and E.H. Shepard.

『映画とわたし®』では、日常に「映画」や「エンターテイメント」を感じられるようなイベント・企画を応援しています!これまでの掲載記事は、こちらよりご覧ください♪

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