2025年11月28日(金)より全国公開となる映画『ナイトフラワー』の大阪舞台挨拶が、20日(木)大阪ステーションシティシネマで開催され、主演の北川景子さんが登壇しました。
11月28日の全国公開を直前に控え、益々盛り上がりを見せる映画『ナイトフラワー』。子供の夢を叶えるためドラッグの売人になることを決意する母親を熱演した北川景子が、地元・関西にて舞台挨拶を開催。
MCの呼び込みにより登場した北川は、色とりどりのペーパーフラワーを手にした大阪の観客から、一斉に「おかえり~!」と迎えられ、会場は一気に華やかな雰囲気に。そんな会場を笑顔で見渡した北川は、「すごい!ありがとうございます。華やかで嬉しい!舞台挨拶で大阪に来るのは8年振り。今日は、大阪の皆さんにお届けできるのを楽しみにしていました」とにこやかに挨拶。
大阪の思い出を問われた北川は、「学生時代はショッピングモールの中にあるゲームセンターにプリクラがあって、今でも訪れる度に懐かしいなと思い出しますね。あと、大阪に帰ってきたら一度は必ず粉もんを食べます」と、関西出身者ならではのエピソードを披露。自宅にもタコ焼き機があり、よく家族でタコ焼きを食べるという。

今回北川が演じるのは、二人の子供を抱え、借金取りから逃れるために東京にやってくる母親役。自身も二人の子供を持つ母親である北川は、「夏希は色々な事情を抱えながらも、真面目に一生懸命子供に向き合うお母さん。子供が食べたいと言った料理を用意したり、好きな習い事をやらせてあげたいという気持ちは、母親になったからこそ理解することができました」と、役に共鳴したと語る。「夏希が地球儀を作るパート中に、ブチ切れるシーンがあるのですが、そこは思いっきり感情を爆発させて、すっきり(笑)思いっきりやりました!」といい、ギャップのあるシーンも見所だ。
さらに、共演者について話が及ぶと、「夏希に協力する多摩恵役の森田さんは、半年以上のトレーニングで7キロ増量したそうで。格闘シーンは客席から見ていて本当に胸を鷲掴みにされました。娘役の結美ちゃんがバイオリンを弾くシーンも思わず泣いてしまいます」と、感動的なシーンがいくつもあるそうで、「(サトウ役の)渋谷さんの貫禄もすごい。普段の渋谷さんはすごくフレンドリーで優しいのですが、本番になると怖くて。サトウに全財産の小銭を渡すシーンも、手が震えてしまいました。佐久間さんも、テレビで普段見ている印象とは違うので、是非楽しみにしてください」と呼びかけた。
映画の冒頭には、夏希の熱唱シーンもあるが、元々歌は苦手だったと語る北川。「歌のシーンは私自身もやけくそになって歌っています(笑)。内田監督から歌うとは聞いてなかったので、台本を読んで、えーっ!て。一人でカラオケに行って練習しました」と、初の一人カラオケで猛練習したそう。劇中では、全編関西弁を披露しているが、「関西弁の台詞はネイティブですから余裕でした。私は、兵庫出身ですが、役は大阪出身の設定なので、練習して撮影に挑みましたが、自然体で演じられたのはよかったです」とコメント。
あっという間にイベントが終盤に差し掛かり、「時間が全然足りない!」と、まだまだ語りたいことがある様子の北川。最後に「関西で頑張る母親の役を演じましたので、今日こうして関西に帰ってこられて嬉しかったです。お花で出迎えていただき、感動しました。監督とキャストが一丸になって魂をぶつけあって作った映画です。明日から周りにいる人との時間を大切にしようと思ったり、温かい気持ちになれると思います。もし面白いと思っていただけたら、是非広めてください」と締め、終始アットホームな雰囲気のイベントは、大盛り上がりのうちに幕を閉じた。

『ナイトフラワー』

2025年11月28日(金)
全国公開
【ストーリー】
借金取りに追われ、二人の子供を抱えて東京へ逃げてきた夏希は、昼夜問わず働きながらも、明日食べるものにさえ困る生活を送っていた。ある日、夜の街で偶然ドラッグの密売現場に遭遇し、子供たちのために自らもドラッグの売人になることを決意する。そんな夏希の前に現れたのは、孤独を抱える格闘家・多摩恵。夜の街のルールを何も知らない夏希を見かね、「守ってやるよ」とボディーガード役を買って出る。タッグを組み、夜の街でドラッグを売り捌いていく二人。ところがある女子大生の死をきっかけに、二人の運命は思わぬ方向へ狂い出す――
【出演】
北川景子 森田望智 佐久間大介(Snow Man) 渋谷龍太 / 渋川清彦 池内博之 / 田中麗奈 光石研
原案・脚本・監督:内田英治
音楽:小林洋平
エンディングテーマ:角野隼斗「Spring Lullaby」(Sony Classical International)
製作:「ナイトフラワー」製作委員会
配給:松竹
映倫指定:PG-12
©2025「ナイトフラワー」製作委員会
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