『美女と野獣』『アラジン』をはじめ、数々のアニメーション映画の実写化を成功させてきたディズニーが、その愛らしさで空前のスティッチ・ブームを巻き起こした名作アニメーションを完全実写化!映画『リロ&スティッチ』が2025年6月6日(金)より全国劇場にて公開となります。
公開まで2週間余りと迫るなか、22日(木)に TOHOシネマズ梅田(大阪市北区)で大阪プレミア試写会が開催され、本編上映前の舞台挨拶イベントに永尾柚乃さん、そしてスペシャルゲストとして吉本新喜劇の酒井藍さんが登壇しました。

まずはじめに、本作でリロの日本版声優をつとめる永尾さんが登場し、来場者に向けて満面の笑顔で挨拶。本作を観た感想を聞かれると「本当にすごくすごく楽しみにしていました!もうワクワクドキドキで、感動もあってよかったですね〜!」と一言。実写版では、お馴染みのビジュアルと声はそのままに、思わず触りたくなるモフモフとした毛並みが愛らしいスティッチが登場することでも話題ですが、永尾さんは「モフモフで、キュートなんです!」と目を輝かせながら 魅力を語りました。
イベントの開催地である大阪には、仕事やプライベートで何度も来たことがあるそうで「私は、食べることが大好きなんです!“粉もん”とか大好きですね。そして、みなさんすごく《面白い》《楽しい》《優しい》人ばっかりなんで、大好きですね!」と“大阪愛”あふれるコメントを披露。会場は、温かい拍手に包まれました。

永尾さんが日本版声優をつとめるリロは、スティッチと“オハナ(家族)”の絆を結ぶ少女。本作では、アニメーション版以上にリロの感情が細やかに描かれ、彼女の想いやスティッチと少しずつ絆を深めていく過程が丁寧に描き出されます。そんなリロとの共通点を聞かれた永尾さんは「リロは、周りに流されないで “リロはリロ”、“自分は自分”っていう女の子なので、そこが似ているなと思いましたね。」と話しました。

リロの姉・ナニの日本版声優をつとめるME:I(ミーアイ)のMOMONAさんについて、永尾さんは「MOMONAさんは、本当のお姉ちゃんみたいです!私は、お姉ちゃんが欲しかったのですごく嬉しくて。」とコメント。また、アニメーション版に続いてスティッチ役をつとめる山寺宏一さんからもらったアドバイスが心に残っているそうで「山寺さんが“ここはスタジオだけど、ハワイだと思って。自分はリロだと思ってやればいいよ。”って教えてくださいましたね!」と撮影時のエピソードを明かしました。


イベントには、“自称・大阪一『リロ&スティッチ』の大ファン”である吉本新喜劇の酒井藍さんがスペシャルゲストとして登場!吉本新喜劇が大好きだという永尾さんが「酒井藍さんに会えて、すごく嬉しいです!」と話すと、酒井さんは「なんていい子!もう肩に乗せて、御堂筋歩きたいです!」と話し、会場の笑いを誘いました。
さらに、自身が吉本新喜劇で小学校3年生の役を演じる際に永尾さんのお芝居を参考にしていることについて触れ「柚乃ちゃんのことが大好きです!“ほんまに柚乃ちゃんっているんや〜!”って感じました。“なんでこんなかわいいのに、こんなすごいの!”って。生まれてきてくれてありがとうって思います。」と喜びを語りました。


イベントでは、永尾さんと酒井さんがハワイアンレイを贈り合う一幕も。酒井さんは「感激です!めちゃくちゃかわいいです、最高!ほんまに幸せです!」と満面の笑みでコメント。永尾さんも嬉しそうな表情で「酒井さんからレイをいただいて、泣きそうなくらい嬉しいです!ほんまですよ〜!」と大阪弁を披露して会場を沸かせました。
これから映画を鑑賞する来場者に対して、永尾さんは「心がすごくポカポカして、“オハナ(家族)”っていいなって思える作品だと思います。大事に、大事にリロの声を演じました。大好きになってくれたら嬉しいです!」と力強くコメント。最後に「スティッチ!」の掛け声とともにフォトセッションが行われ、舞台挨拶イベントは作品への期待感に包まれながら幕を下ろしました。


取材・撮影・文/ Maika (Webサイト『映画とわたし』)

作品詳細

2025年6月6日(金)
全国劇場公開
監督:ディーン・フライシャー・キャンプ
キャスト:クリス・サンダース(スティッチ役)、マイア・ケアロハ(リロ役)
日本版声優:山寺宏一 (スティッチ役)、永尾柚乃 (リロ役)、 MOMONA(ME:I/ナニ役)、 中村海人(Travis Japan/デイヴィッド役)、長谷川忍(シソンヌ/ジャンバ博士役)、渡辺えり(トゥトゥ役)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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