【内覧会レポ】『ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金』本物の美しさと迫力を体感する、一生に一度の機会

2025年3月8日(土)~ 9月7日(日)の期間、東京・豊洲市場前「ラムセス・ミュージアム at CREVIA BASE Tokyo」 において、エジプト史上“最も偉大な王”と称されるラムセス大王(ラムセス2世)とその時代にまつわるエジプトの至宝約180点を展示する特別展『ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金』が開催されています。

開幕に先立ち、 7日(金)にプレス内覧会が行われました。本記事では、展覧会の見どころや体験型コンテンツ、グッズなどの情報をお届けします!

【見どころ】エジプト政府公認!史上最大級の展覧会

ラムセス大王(ラムセス2世)は、紀元前1280年ごろに父セティ1世の死去に伴い、20代半ばで第19王朝の第3代ファラオに即位しました。生前から神として崇拝されたラムセス2世は、67年という長きにわたりエジプトを統治。平和と繁栄をもたらす新たな黄金時代を築き上げ、彼の伝説は時とともに深みを増し、古代エジプトの力と威厳の象徴となっています。

本展では、エジプト考古最高評議会の特別支援のもと出品された、数千年の時を経ているとは思えないほど美しく素晴らしい保存状態を誇る一級品のアーティファクツ (遺物)が集結。さらに、プロジェクションマッピングや照明、音響などを駆使して、従来の博物展示とは一線を画する圧倒的な没入体験が楽しめます。

「ラムセス2世の棺」

本展の目玉の一つである、「ラムセス2世の棺」に注目!蓋と本体がそろった展示品として初来日となります。レバノンスギで作られた棺は、美しいカーブを描いており、そのお顔はエジプトの人々に愛されたエジプト史上“最も偉大な王”としての威厳に満ちあふれています。蓋にあるヒエログリフ(象形文字)はラムセス2世のカルトゥーシュを表し、墓から隠し場までの道のりが語られています。

エジプト絶頂期の芸術品に
3000年の時を超えて出会える!

3000年以上前につくられたにも関わらず、最高の状態で管理・保存されているアーティファクツや芸術品の数々。180点に及ぶ展示品は、通常は日本で見る事が叶わない貴重なものばかりです。手をのばせば届きそうなほど近くで鑑賞することができ、それらが醸し出すオーラに圧倒されます。まさに、本物の美しさを知る「一生に一度の機会」となることでしょう!

動物のミイラ

本展で展示されているネコ、ライオンの子、マングース、ワニ、スカラベのミイラは全て初公開となります。これらのミイラは、動物の埋葬の中心地だった古代都市メンフィスの廃墟、サッカラで発見されました。考古学者らによると、この地にはまだ1500万体以上もの動物のミイラが眠っている可能性があると推測しており、今後の発掘調査に期待が寄せられています。

また同コーナーには、「ネコのミイラのための棺」も展示。ネコの顔の部分には、金箔が施されています。

【おすすめ】体験型コンテンツが登場!
没入型VRで、ラムセス大王とその妻ネフェルタリに出会える
『オシリスへの旅』

※VR体験は、入場料とは別に料金がかかります。詳しくは公式ホームページをご確認ください。

会場では、ラムセス2世が建てたもっとも壮大な遺跡「アブ・シンベル神殿」とネフェルタリ王妃の墓にスポットを当てた没入型VR体験が楽しめます。デジタル再現されたネフェルタリ王妃が目の前に現れて、スリル満点の冒険へと私たちを誘います。

VRは一人一席ずつ専用の椅子に座り、ゴーグルとヘッドホンを装着して体験。テーマパークのアトラクションのように上下左右に動きあふれる演出が楽しめ、まるでピラミッドの中に入り込んだかのような臨場感が味わえます。

【来場のお楽しみ①】自分の名前が象形文字に!?

※体験は、入場料とは別に料金がかかります。

会場には、パピルス(古代エジプトで使われていたことで有名な紙)にヒエログリフ(象形文字)で自分の名前を書いてくれるロボットが登場!シングルA・B、ペアA・B、グループA・Bと好きなデザインを選び、入れる名前の数によって価格が異なります。(シングルA・B 1,400円/ペアA・B 2,500円/ グループA・B 3,400円)出来上がったパピルスはお土産として持ち帰ることができます。

私は「MAIKA」でオーダーして、このような仕上がりになりました。エジプトの展覧会らしい、素敵なお土産を手に入れることができて大満足です。

自宅にて撮影

【来場のお楽しみ②】コラボグッズやコンセプトカフェ

特設ショップでは、本展覧会の開催を記念して、さまざまなオリジナルグッズが発売されています。今回は、SNSでも話題となった青山デカーボ「ラムセス大王展オリジナル エジプト缶」を購入しました。

購入品レポ
「ラムセス大王展オリジナル エジプト缶」
自宅にて撮影

缶のデザインは、グラス・ペイント・アーティスト Alisa Horitaさんによるもの。エジプトのデザインモチーフからインスパイアされ、荘厳かつ繊細に描かれたオリジナルのグラスペイントは、神秘的な魅力で溢れています。なかに入っているお菓子は、グルテンフリーかつ植物素材のみで作ったミルク風味のクッキーです。

さらに、会場内では本展とのコラボカフェも実施。ピラミッドをイメージした「ラムセス大王カレー」やファラオの財宝をイメージしたソフトクリーム、オリジナルドリンクなどがラインナップ。展覧会を楽しんだ後は、コンセプトカフェでエジプトの世界の余韻に浸ってみてはいかがでしょうか。

「黄金のハーブティー(アイス)」

取材・撮影・文/ Maika (Webサイト『映画とわたし』)

開催概要

『ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金』

会期2025年 3月8日(土)~ 9月7日(日)
会場ラムセス・ミュージアム at CREVIA BASE Tokyo
(東京都江東区豊洲6丁目4−25)

アクセス:ゆりかもめ「市場前」駅徒歩3分
公式サイト https://ramsesexhibition.jp
★入場料に関する詳細は、公式サイトをご覧ください。(日時指定推奨)

主催:ラムセス大王展 ファラオたちの黄金 実行委員会 / NEON JAPAN 株式会社
後援:エジプトアラブ共和国大使館
特別協賛:株式会社 ACN
協力:エジプト航空

※本記事に記載されている内容は、掲載時点の情報です。都合により変更となる場合がございます。

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