《芳根京子さん登壇》「モネ 連作の情景」大阪中之島美術館にて開催!代表作〈睡蓮〉をはじめ、国内外から貴重な作品が一挙集結【内覧会レポート】

展覧会ナビゲーター・芳根京子さん
大阪中之島美術館 「モネ 連作の情景」
プレス内覧会にて撮影
撮影:Webサイト『映画とわたし』

2024年2月10日(土)~ 5月6日(月・休)の期間、大阪中之島美術館にて「モネ 連作の情景」が開催されます。本展は 昨年10月に東京で開催され、印象派の代表的な画家のひとり クロード・モネ(1840-1926)の国内外の代表作が一堂に集結したことで大きな話題となりました。

そんな大注目の展覧会がいよいよ大阪に上陸!日本でも広く親しまれている〈睡蓮〉をはじめ、日本初公開となる人物画の大作《昼食》、そのほかモネの革新的な表現手法の一つである「連作」に焦点を当て、時間や光とのたゆまぬ対話を続けた画家の生涯を辿ります。

※東京展、大阪展で出品作品が一部異なります。
※本記事に掲載している写真は、特別な取材許可を得て撮影・掲載しています。
※会期中は、撮影可能の目印がついた展示のみ写真撮影が可能です。

内覧会に、展覧会ナビゲーターの芳根京子さんが登壇!

展覧会ナビゲーター・芳根京子さん
大阪中之島美術館 「モネ 連作の情景」
プレス内覧会にて撮影
撮影:Webサイト『映画とわたし』

9日(金)にプレス内覧会が開催され、本展のナビゲーターをつとめる俳優の芳根京子さんが登壇しました。開催地となる大阪へは仕事やプライベートでも度々訪れているそうで、「『ただいま』という感じですね!」と笑顔で一言。また、今年開館2周年を迎える大阪中之島美術館について「とても綺麗ですね!天井も高くて、すごく心地の良い空間で作品を観ることができて、素敵な美術館だと思いました。」と、会場を広く見渡しながら話しました。

大阪中之島美術館 「モネ 連作の情景」
(2024年2月10日-5月6日)の展示会場にて
撮影:Webサイト『映画とわたし』

代表作〈睡蓮〉をはじめ、後半生のモネがジヴェルニーで描いた村の様子や、モネが愛した庭のさまざまな情景を紹介する第5章の展示室について、芳根さんは「ここの空間を感じに来ていただきたいと思います。本当に、本当に思います!」と力強くアピールしました。また、芳根さんは昨年ジヴェルニーにあるモネの家へ訪れたそうで「日本の庭園のような印象があり、日本人として誇らしく感じました。」と感想を述べ、「本当に素敵だったので、その後プライベートでモネが愛した庭を感じることのできる高知県のスポットへ行ってきました。」とコメント。まさに“モネ尽くし”の1年になったことを明かしました。

大阪展は、12点もの作品を新たに加え、より一層その世界観が楽しめるのも魅力の一つ。芳根さんは、「空間や光、壁の色が違うだけでこんなにも作品の印象が違ってみえることに驚きました。」と感動している様子。また、モネの作品について「光や色彩が美しいですよね。作品を見ていると、“香り”を感じるというか…。すごく引き込まれて、五感で楽しめることが魅力だと思います!」と、自身の体験を振り返りながら話しました。

本展の音声ガイドにも初挑戦した芳根さん。これから本展を訪れる来場者に向けて、「喜びや感動を一緒に共有できたら嬉しいなと思います。ぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです!」と力強く話し、約15分間のトークセッションは終了しました。

展覧会ナビゲーター・芳根京子さん
大阪中之島美術館 「モネ 連作の情景」
プレス内覧会にて撮影
撮影:Webサイト『映画とわたし』

【100%モネ】展示作品のすべてがモネ

大阪中之島美術館 「モネ 連作の情景」
(2024年2月10日-5月6日)の展示会場にて
撮影:Webサイト『映画とわたし』

モネは、当時フランスの画家にとってほぼ唯一で最大の作品発表の機会だった、国が主催する公募展であるサロンから距離を置き、新たな発表の場として仲間たちとともに1874年4月に第1回印象派展を開催しました。本展は、「印象派」の誕生から150年目を迎えることを記念して開催される展覧会です。

大阪中之島美術館 「モネ 連作の情景」
(2024年2月10日-5月6日)の展示会場にて
撮影:Webサイト『映画とわたし』
大阪中之島美術館 「モネ 連作の情景」
(2024年2月10日-5月6日)の展示会場にて
撮影:Webサイト『映画とわたし』

印象派を立ち上げる以前のモネは人物画も多く手掛けていました。本展は、日本初公開となる人物画の大作《昼食》を中心にした「印象派以前」の作品から、〈積みわら〉や〈睡蓮〉などの多彩なモティーフの「連作」まで、展示作品のすべてがモネ。まさに、“100%モネ”の贅沢な展覧会です。

海外30館以上を含む、国内外51館から集められた代表作を堪能できる、またとない機会となります。ぜひ大阪中之島美術館で、素晴らしい作品との出会いをお楽しみください。

【展覧会オリジナルグッズ】スヌーピーで有名な『PEANUTS』とのコラボに注目!

コミック『PEANUTS』でモネについて描かれたエピソードが登場するという縁があり、【PEANUTS meets Monet】コラボが実現!会場では、睡蓮の葉に乗るスヌーピーとウッドストック、モネや印象派画家のように戸外で絵画制作を楽しむPEANUTS キャラクターなどの可愛いイラストをあしらった様々なグッズが展開されています。

ぬいぐるみをはじめ、A4クリアファイルやボールペン、マグカップ、ミニタオルなど日常使いもできるアイテムが盛り沢山です。ぜひ会場でご覧ください!

展覧会のエントランスで「ぬいぐるみ マスコット」を持って撮影。スヌーピーの頭の上にある睡蓮の中には、ウッドストックがいますよ!

開催概要

モネ 連作の情景
Claude Monet: Journey to Series Paintings
会期2024年2月10日(土)~5月6日(月・休)
【休館日】月曜日(2月12日、4月1日、15日、22日、29日、5月6日は開館)
開場時間10:00~18:00 ※最終入場は17:30まで
会 場大阪中之島美術館 5階展示室
[〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-1]

★大阪展の入場チケットに関する詳細は、大阪展公式ホームページをご覧ください。

【主 催】 大阪中之島美術館、関西テレビ放送、産経新聞社
【後 援】 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、大阪市教育委員会、堺市教育委員会、(公財)大阪観光局、山陰中央テレビジョン放送、岡山放送、テレビ新広島、テレビ愛媛、高知さんさんテレビ、テレビ西日本、ラジオ大阪、FM802、FM COCOLO
【企 画】 ハタインターナショナル
【特別協賛】にしたんクリニック
【協 賛】 第一生命グループ、NISSHA
【協 力】 KLMオランダ航空、日本航空、ルフトハンザ カーゴ AG、ルフトハンザ ドイツ航空、ヤマト運輸
【監 修】 ベンノ・テンペル(デン・ハーグ美術館館長)
【監修協力】 マイケル・クラーク(スコットランド・ナショナル・ギャラリー前館長)
【日本側監修】 島田紀夫(実践女子大学名誉教授)

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この記事を書いた人

【取材、撮影、記事作成など、Webサイト『映画とわたし』に関わる全てのことを担当】

兵庫県神戸市出身、関西大学卒業。大学在学中にシンガーとして音楽活動を開始。CDリリースや数々のアーティストのバックコーラスを経て、ディズニー映画『美女と野獣』の日本語版デュエットソングDAMガイドボーカル(第一興商)を務める。卒業後は、関西のマスメディアで業務に携わり、2019年には神戸のラジオブースでパーソナリティとして活動。
2022年には、阪神百貨店で開催されたバレンタイン催事のイメージソング『Strawberry』を制作。Webメディア『映画とわたし』の運営を中心に、記事掲載や写真・動画撮影、音楽を通してモノやコトの魅力を発信中。