2022年8月11日より劇場公開の映画『TANG タング』。
日本でもベストセラーとなったイギリスの小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を二宮和也主演で映画化した本作は、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」「思い、思われ、ふり、ふられ」の三木孝浩が監督、ドラマ「恋はつづくよどこまでも」の金子ありさが脚本を手がけ、人生に迷うダメ男と迷子のロボットが繰り広げる冒険を日本版にアレンジして描きます。

(C)2015 DI (C)2022映画「TANG」製作委員会
物語は、ある理由から自分の夢も妻との未来も諦めてしまった主人公・春日井健(二宮和也)の家の庭に、記憶を失ったロボットのタングが迷い込んでくることから始まります。
本記事では、そんなタングとの“出会いの場所”でもある、春日井健の自宅のロケ地となった 兵庫県三田市「ワシントン村」を、実際に現地へ訪れた際に撮影したお写真ともにご紹介します。
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世界中の映画・ドラマの撮影場所を劇中の写真とともに楽しむ《ロケ地巡り》。
風景とぴったり重なった瞬間、まるで登場人物が目の前にいるようなワクワクや感動に出会えます。
兵庫県三田市「ワシントン村」
劇中では春日井健の自宅がある場所は北海道の設定ですが、実際の撮影は兵庫県三田市にある「ワシントン村」で行われました。

撮影:Maika
「ワシントン村」は、神戸三田国際公園都市カルチャータウンの一つで、広く確保されたフロント・バックヤードや芝生、洋風の邸宅から、アメリカ郊外の邸宅街を彷彿とさせる街並みが広がっています。
まるで映画のワンシーンのような“上質な暮らし”を提供することをコンセプトにした街です。

撮影:Maika
街全体に開放感と美しさを与えるため、電⼒、電話、CATVの配管・配線を地中へ埋設し、無電柱の街並みを実現。また、景観や快適な居住空間を維持するために、管理組合による街づくりが進められています。
「ワシントン村」の入口にはビレッジセンターがあり、管理組合の運営に関する集会や自治会活動などが行われているそうです。

撮影:Maika

撮影:Maika
三木監督は、「ワシントン村」のロケーションについて雑誌のインタビューで次のように話されています。
「昔、自分が憧れた『シザーハンズ』や『E.T.』などの80、90年代のアメリカ映画に出てくる街並みをイメージしていました。ここは実際に暮らしてらっしゃる方もいるのですが、まさに自分が思い描いていた街並みそのもので、一目惚れしました。今回のお話にぴったりの場所でした。」
ロケーション ジャパン 8月号
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たしかに、『シザーハンズ』でエドワードが自慢のハサミ裁きで庭の緑を動物にしてしまうユニークなシーンや『E.T.』に登場するエリオットのお家もこのような雰囲気を漂わせていました。監督も一目惚れするほど、まさに物語にぴったりの場所だったのですね。
映画撮影用につくられた舞台セットではなく、アメリカ映画に登場するような街並みが日本にもあり、そこに実際に暮らしていらっしゃる方がいるという感動を少しでも皆さまにお伝えすることができていれば幸いです。

「ワシントン村」の街並みとタング
撮影:Maika
詳しい登場シーンは是非映画でお楽しみいただきたいのですが、「ワシントン村」での撮影シーンは予告でも登場していますので一度ご覧になってみてくださいね♪
YouTube / 映画『TANG タング』予告 0:16~
ロケ地データ
場所 | 神戸三田国際公園都市カルチャータウン「ワシントン村」 |
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公式サイト | https://www.washingtonvillage.jp/ |
一般公開の可否 | 街並みを見学することは可能 ※閑静な住宅街であること、また実際に住んでいらっしゃる方がいらっしゃいますのでロケ地巡り訪問の際は周囲にご配慮ください。 |
作品情報

(C)2015 DI (C)2022映画「TANG」製作委員会
出演:二宮和也、満島ひかり、京本大我 ほか
公開日:2022年8月11日
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:三木孝浩
原作:デボラ・インストール
脚本:金子ありさ
Based on A ROBOT IN THE GARDEN by Deborah Install Copyright (C)2015 by Deborah Install Licensed by Deborah Install c/o Andrew Nurnberg Associates, London through Tuttle-Mori Agency, Inc. , Tokyo
(C)2015 DI (C)2022映画「TANG」製作委員会