『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』監督の映画愛が詰まった究極の作品!【感想・鑑賞前におさえたいポイント】

レオナルド・ディカプリオ&ブラッド・ピットの豪華共演が実現したドリーム・ムービーが遂に日本上陸!

▪︎簡単なあらすじ▪︎
舞台は1969年のハリウッド。50~60年代初頭にテレビ番組のカウボーイ役で人気を得たリック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)はその後大きな当たり役もなく、新しい時代に乗り遅れようとしていた。彼の側にはいつも苦楽を共にしたスタントマンのクリフ・ブース(ブラッド・ピット)がいて、変わらないのは2人の絆だけだった…。
なるべく大きなネタバレにならないよう文章を作成しておりますが、感想やおすすめポイント等をまとめているためそのような表現・描写が出てくる場合もございます。




わたしの“感想”

Maika
実在した人物、架空の人物を上手に織り交ぜて関わらせることで、歴史をも塗り替えてしまう監督の“匠の技”が本当に凄い!

タランティーノ監督が“映画オタク”なのは有名な話ですが、見事に…1960年代ハリウッドのレトロな雰囲気が画面を通して伝わってきました。光と陰の部分もしっかりと。細かな部分まで再現されていて、においさえも感じてしまうほどの完璧な描写です。

この作品に関しては、第一印象の感覚を大事にしようと何も下調べをせずに鑑賞しました。
しかし、この作品こそ、ある程度の歴史的な背景と当時の様子を理解しておかないと置いてきぼりになってしまうことを痛感しました。ネタバレにならない程度に、大切なポイントをおさえて鑑賞されることをオススメします!(下記にまとめているので、是非ご覧ください♪)

© 2019 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.

実在した人物、架空の人物を上手に織り交ぜて関わらせることで、歴史をも塗り替えてしまう監督の“匠の技”が本当に凄い!
60年代ハリウッドを知れば知るほど本編が楽しめることは言うまでもなく、主演2人が放つオーラも別格。
また一つ、映画史に残る作品と出会えました。

鑑賞前におさえたい!“ポイント”

  • シャロン・テート殺害事件

1969年8月に実際に起きた、狂信的なカルト集団 マンソン・ファミリーによる女優シャロン・テート殺害事件。映画の中でも重要なテーマの1つとなっています。事件のことを知っているのと知らないのとでは、本作品が伝えたい“メッセージ”の受け止め方も大幅に変わってきます。とても重要ポイントなので、予習して鑑賞されることをおすすめします!

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  • 実在した人物と架空の人物

主演の二人 リック・ダルトンとクリフ・ブースは架空の人物。物語の中で彼らとともに登場するシャロン・テートやスティーヴ・マックィーン、ブルース・リーは実在した人物。本編では数々の業界人の名前が登場しますが、特に実在した人物の名前と簡単なプロフィールを知っておけば感動も倍になります!

作品データ

監督/クエンティン・タランティーノ
出演/レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット ほか
日本公開/2019年8月30日(金)全国ロードショー
配給/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
オフィシャルサイト

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