映画『天外者
』のロケ地となった、兵庫県神戸市「旧ハンター住宅」。本編では、“グラバー邸”として登場します。2019年8月ごろに、主演の三浦春馬さんをはじめ豪華キャストによる撮影が行われました。

なんと、「旧ハンター住宅」は「神戸市立王子動物園」内にある異人館。
動物園の中に、異人館… ?!なんとも意外な組み合わせですよね。
本記事では、「旧ハンター住宅」の概要・歴史をはじめ、イラストとお写真を交えながら実際に撮影が行われた場所や、シーンのご紹介をします。
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旧ハンター住宅

「旧ハンター住宅」は、神戸市中央区北野町3丁目にあった建物を昭和38年に移築した、神戸では最大級の現存する異人館の1つです。昭和41年6月に、国の重要文化財に指定されています。
明治22年頃、ドイツ人のA・グレッピー氏が英国人の技師に依頼して作った建物と言われています。
その後、英国人のE・H・ハンター氏が買い取り、改造して、現在にみる建造物に仕上げたそうです。
基礎は石造、外壁はモルタル櫛目引きで、重層のコロネードべランダが特徴。
元々ベランダは開放されていましたが、日本の風土に適さなかったため窓がはめこまれました。
窓枠いっぱいにひろがる光景は、まるで美しい絵画のよう。春になると、桜が満開になりますよ♡

映画「鋼の錬金術師」では、大泉洋さん演じるタッカーの自宅兼研究所として、また佐藤隆太さん演じるヒューズ中佐の自宅ダイニングとして登場しています。
外観・内部の美しさはもちろん、その歴史的価値、立地等も含め大変素晴らしい建造物です。館内公開は日程が限られていますが、是非一度足を運んで実際にご覧になってみてください♪
登場シーンをご紹介
映画では、トーマス・ブレーク・グラバー氏が住んでいた住宅 “グラバー邸”の内部として登場します。主な撮影は、1階の「元 応接室」というお部屋で行われました。

予告編でも特に印象的だった、三浦春馬さん演じる才助がグラバーさんに土下座をしたシーン。
また、ネタバレに繋がってしまうため細かなセリフ等の説明は控えさせていただきますが、才助とグラバーさんがお部屋で会話をするシーンも撮影されました。

2階へと繋がる階段は、実際に本編での登場シーンはありませんが…
グラバー役のロバート・アンダーソンさんがSNSで投稿された、三浦春馬さんとの2ショット写真が撮影された場所だと思います。
階段の踊り場には、美しい色模様のステンドグラスがありますよ♪

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ロケ地データ
場所 | 旧ハンター住宅 兵庫県神戸市灘区王子町3−1(神戸市立王子動物園 内) |
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公式サイト | 神戸私立王子動物園 |
一般公開の可否 | 月によって異なります。 ★土・日・祝のみ公開・・・6月、7月、9月、11月、12月、3月 ※春休み期間は平日(水曜日を除く)も公開いたします。 ★水曜日を除く平日・土・日・祝 公開・・・4月、5月、10月 ★公開なし・・・8月、1月、2月 【2021/07現在の公開案内です。変更となる場合がありますので、 神戸私立王子動物園のイベント欄よりご確認ください。】 |
主なアクセス | 阪急「王子公園」駅より西へ徒歩3分 |
作品情報

監督/田中光敏
出演/三浦春馬 ほか
公開/2020年12月11日
配給/ギグリーボックス
オフィシャルサイト
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