平野紫耀(King & Prince)と橋本環奈の共演で、赤坂アカの人気ラブコメ漫画を実写映画化!
エリートたちが集まる秀知院学園。頭脳明晰な生徒会会長・白銀御行(平野紫耀)と、大財閥令嬢で文武両道な生徒会副会長・四宮かぐや(橋本環奈)は、互いに惹かれ合いながらもプライドが邪魔をして思いを告げることができずにいた。やがて、告白したほうが《負け》という思考にとらわれるようになった二人は、いかにして相手から告白されるかだけを考えるようになり、高度な恋愛頭脳戦に発展していく…。
わたしの“感想”

ドラマ『花のち晴れ』の神楽木くんから約1年ちょっと… 久しぶりに、平野紫耀くん演じる学園ラブコメが観たくなり、劇場へ。
ほとんど現実ではありえないような設定なのですが、これを求めていた!と言わんばかりに…期待通りの作風でした。
かぐや様を演じるのは、橋本環奈ちゃん。あんなに可愛らしいのに、飾らない姿がとても魅力的!

まず、《告白した方が、負け》というテーマが面白いですよね。恋愛をバトルに変身させてしまう、独特で新感覚の雰囲気がたまりません!
頻繁に登場する愉快な合成映像、パロディ音楽たち… なんだかじわじわと伝わってくるものがありながらも、逆にそれらの演出が潔くて、時に主演2人やキャストの魅力を引き出すプラスの要素にもなっていて、シンプルに物語を楽しむことができました♪
わたしの“おすすめポイント”
- ようやく訪れた〝ラブな瞬間〟の描き方
原作の第5巻に収録されている「花火の音は聞こえない/前・後編」は、ファンにとっても特に思い入れの深いエピソード。
「みんなが私のために見せてくれた花火。だけど、ごめんなさい。その(=白銀)横顔から目が離せない」という、かぐやのモノローグから…『心臓の音がうるさくて、もう—花火の音は聞こえない』とサブタイトルに続いていくロマンティックな展開。映画でもしっかりと描かれています。

- 最高にトキメク場面が“中盤”に登場!?
先ほども述べたように“花火”のシーンはとても重要ですが、最高にトキメク場面であるにも関わらずラストシーンでの登場ではない、というのも魅力のひとつ。
少女マンガ原作でもなければ、普通のラブコメでもないということもあり、それはふとした瞬間にやってくるのです…♪
美しい花火の実景はドローンによる空撮で、引きの画も織り交ぜながらより象徴的なシーンとして印象づけられています。
作品データ
監督/河合勇人
出演/平野紫耀、橋本環奈 ほか
日本公開/2019年9月6日(金)全国ロードショー
配給/東宝
オフィシャルサイト
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