世界三大カーレースのひとつ、ル・マン24時間レースの実話をマット・デイモンとクリスチャン・ベールの共演で映画化!
元レーサーのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)のもとに、巨大企業フォードから信じがたいオファーが届く。それは、ル・マン24時間レースで6連覇中の絶対王者フェラーリに対抗できる新たなレースカーを開発すること。彼は型破りなドライバー ケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)をチームに招き入れ、ル・マンに乗り込んで行くのであった…。
わたしの“感想”

伝説的な1966年のル・マン24時間レースを題材にした本作。絶対王者フェラーリを倒すために、主人公キャロル・シェルビーとケン・マイルズの2人は“フォード”と共にサーキットの外でも厳しい戦いを強いられます。
そこには、時代背景による国同士の闘い、ビジネスの闘い、自分の出世のために他人を裏切る者、自分を犠牲にしても他人を思いやる者… 様々な人間ドラマが描かれていました。

そもそも私は、車種やレースに特別詳しいわけでもなく、本作が実話をもとに製作されたこともエンドクレジットで知ったくらいなのですが(笑)、物語の構成や展開もわかりやすく、どんどんその世界観に引き込まれていき、力強いパワーを感じました。
映画を観なければ、きっと知ることも出会うこともなかったであろう世界。
まさに、2020年一発目の映画に相応しい作品!《スピード感》と《臨場感》がより味わえる4DX、超が付くほどおススメです!
わたしの“おすすめポイント”
- レースシーンの迫力が物凄い!
まるで、劇場全体が車になってしまったのか!?と変な錯覚を起こしてしまうほど、レースシーンの迫力が物凄いです。
重厚なエンジン音、スピード感、カーブを曲がるさま… レースカーを取り巻く全ての要素がこれまでの映画では体感できなかったような魅力で溢れています。

- インパクトが強い!個性あふれるキャラクター
マット・デイモンとクリスチャン・ベールの共演と聞いただけでも飛びつきたくなるほどなのですが、さすがは演技派俳優の二人。その友情と絆の表現力が痛いほど心に突き刺さります。
ベールは、壮絶な役づくりをすることで知られていますが…今回もバットマンに負けないくらいのインパクトを残していますよ〜!
作品データ
監督/ジェームズ・マンゴールド
出演/マット・デイモン、クリスチャン・ベール ほか
日本公開/2019年1月10日(金)全国ロードショー
配給/ディズニー
オフィシャルサイト
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